• 棋士の世界は厳しいと理解していたが女性にとってはもっと厳しい世界でした。女流棋士ではなく棋士を目指すふたりの女性の物語。特に病気を乗り越え家族から勘当されながらも棋士を目指した千桜夕紀の半生は壮絶でし 棋士の世界は厳しいと理解していたが女性にとってはもっと厳しい世界でした。女流棋士ではなく棋士を目指すふたりの女性の物語。特に病気を乗り越え家族から勘当されながらも棋士を目指した千桜夕紀の半生は壮絶でした。 …続きを読む
  ゴンゾウ@新潮部

  2024年02月13日
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• 日本に女性棋士はまだ誕生していません。かつてからの謎で、そういう興味もあってこの初の女性棋士誕生のドラマを手に取りました。女性禁制でもなく、体力勝負でもない頭脳競技であるのになぜ女性棋士が生まれないの 日本に女性棋士はまだ誕生していません。かつてからの謎で、そういう興味もあってこの初の女性棋士誕生のドラマを手に取りました。女性禁制でもなく、体力勝負でもない頭脳競技であるのになぜ女性棋士が生まれないのか。そういう解説本ではありませんが2人の女性棋士の苦闘がリアルに伝わってきました。 …続きを読む
  夜長月🌙@読書会10周年

  2024年06月18日
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• 史上最年少で棋士となった竹森と史上初の女性棋士となった千桜、そして二人目の女性棋士となった諏訪の三名の棋士を中心に物語が紡がれていく。棋譜を一切用いずに対局の臨場感をしっかり描写出来ているのは見事で、 史上最年少で棋士となった竹森と史上初の女性棋士となった千桜、そして二人目の女性棋士となった諏訪の三名の棋士を中心に物語が紡がれていく。棋譜を一切用いずに対局の臨場感をしっかり描写出来ているのは見事で、女性棋士となった二人の心情もそれぞれ良く書けている。幕間の必要性は分からないが、少なくとも第三部までなら良くできた作品だった。第四部から竹森と諏訪の結婚から雲行きが怪しくなり、方向性がよく分からなくなる。全体としても物語のクオリティが１～３部と４・５部とで大きく異なっているように感じる。→ …続きを読む
  しょう

  2024年05月17日
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