髪結おれん 恋情びんだらい

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2022年04月21日
判型:
文庫判
ページ数:
352
ISBN:
9784041123454
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髪結おれん 恋情びんだらい

  • 著者 千野 隆司
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2022年04月21日
判型:
文庫判
ページ数:
352
ISBN:
9784041123454

女の髪は、心の内側を現す――著者渾身の感動作!

神田小柳町の裏店で暮らす、廻り髪結の姉・お松と、妹・おれん。おれんは両替屋で手代となったばかりの弥吉から所帯を持とうと告げられ、哀しい恋の過去を持つお松も錺職人の蔦次と良い関係となり、姉妹の家は幸せにあふれていた。だがある日、店の金を奪われそうになった弥吉が誤ってやくざ者を殺してしまい、無情にも遠島を申しつけられてしまう。哀しみに暮れながらも帰りを待つと誓ったおれんだが、なぜか姉妹にあやしい影がつきまとい始める。ついに人気のない場所で匕首を突きつけられたおれんは、背後から良く知った声を聞く――「おまえらは、見なくていいものを見てしまった」。そこに助けに入ったのは、同じ髪結の郷太で……? 江戸の片隅、健気に生きる髪結い姉妹の波瀾万丈な恋模様を描く人情時代小説。 神田小柳町の裏店で暮らす、廻り髪結の姉・お松と、妹・おれん。おれんは両替屋で手代となったばかりの弥吉から所帯を持とうと告げられ、哀しい恋の過去を持つお松も錺職人の蔦次と良い関係となり、姉妹の家は幸せにあふれていた。だがある日、店の金を奪われそうになった弥吉が誤ってやくざ者を殺してしまい、無情にも遠島を申しつけられてしまう。哀しみに暮れながらも帰りを待つと誓ったおれんだが、なぜか姉妹にあやしい影がつきまとい始める。ついに人気のない場所で匕首を突きつけられたおれんは、背後から良く知った声を聞く――「おまえらは、見なくていいものを見てしまった」。そこに助けに入ったのは、同じ髪結の郷太で……? 江戸の片隅、健気に生きる髪結い姉妹の波瀾万丈な恋模様を描く人情時代小説。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「髪結おれん 恋情びんだらい」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • たぶん「鉞ばばあと孫娘」シリーズしか読んでいないかな、かなり以前に何か読んだような記憶もありな作家さん。たくさんのシリーズものはほぼ読めていないけど、今作は読み切りのようなので読んでみたくなった。最初 たぶん「鉞ばばあと孫娘」シリーズしか読んでいないかな、かなり以前に何か読んだような記憶もありな作家さん。たくさんのシリーズものはほぼ読めていないけど、今作は読み切りのようなので読んでみたくなった。最初から読み切りって決めて書かれたのはなんでだろう。読み終わってみるとおれんは髪結で夫の郷太は髪結と岡っ引きの手先でシリーズになりそうなシチュエーションだし、他にもお松、髪結修行中のお恭など、これからが気になる登場人物がたんといるのにもったいないなぁと思う。人情たっぷりなのに次から次へと展開が早く面白かった。 …続きを読む
    ふわりん
    2025年10月14日
    13人がナイス!しています
  • 割と良かった。これはシリーズにはならない方がいいな 割と良かった。これはシリーズにはならない方がいいな
    ごへいもち
    2024年12月04日
    10人がナイス!しています

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