- 著者 棚木 悠太
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2021年01月20日
- 判型:
- 四六判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 208
- ISBN:
- 9784048969086
どこかで
- 著者 棚木 悠太
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2021年01月20日
- 判型:
- 四六判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 208
- ISBN:
- 9784048969086
生活と愛、そして喪失──。
「人はひとつの愛し方しかできないの。あなたは若いからまだわからないだろうけれど、いつかきっとわかるはず。ほんとよ。ある日突然気がつくの。自分ができる人の愛し方はこれなんだって──」
僕と、図書館で出会った彼女。アパートの部屋で、海の見える公園で、知らない町で……いたるところで交わしたありきたりの会話は、どうしようもないせつなさを纏い、かけがえのない日々の記憶と結びついている。
僕と、図書館で出会った彼女。アパートの部屋で、海の見える公園で、知らない町で……いたるところで交わしたありきたりの会話は、どうしようもないせつなさを纏い、かけがえのない日々の記憶と結びついている。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
もくじ
冬_ことばのなかで/いたるところで/部屋で/公園で/図書館で/知らない町で/病室で/空のなかで/喫茶店で/
春_テラスで/駅で/自分のなかで/台所で/バーで/美術館で/ベッドで/本の町で/
夏_プールで/デパートで/海水浴場で/海のなかで/腕のなかで/遠いところで/電話で/ファミレスで/
秋_教室で/図書室で/ベランダで/映画館で/踏切で/コインランドリーで/地球の裏側で/
冬_空港で/変わらない日常で/どこでもないところで/スーパーで/路地裏で/通りで/車のなかで/夜のなかで/ふたつの世界の狭間で/電車で/森で/残された世界で
春_テラスで/駅で/自分のなかで/台所で/バーで/美術館で/ベッドで/本の町で/
夏_プールで/デパートで/海水浴場で/海のなかで/腕のなかで/遠いところで/電話で/ファミレスで/
秋_教室で/図書室で/ベランダで/映画館で/踏切で/コインランドリーで/地球の裏側で/
冬_空港で/変わらない日常で/どこでもないところで/スーパーで/路地裏で/通りで/車のなかで/夜のなかで/ふたつの世界の狭間で/電車で/森で/残された世界で
「どこかで」感想・レビュー
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この1ヶ月で1番心に残った本です。まだ名は知られていないのかもしれませんが、この方の「愛」や「喪失」といったテーマに対する描写は個人的にとても好みでした。 お互い相容れない所があったりするのは当たり前で …続きを読む2021年01月31日6人がナイス!しています
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著者の経歴と物語の主人公があまりにも似ているので、ノンフィクションの可能性を考えながら読んだ。『ノルウェイの森』へのリスペクトを感じる程に愛と喪失、そして孤独を中心に描いた物語だった。突然の喪失に対し …続きを読む2021年02月26日4人がナイス!しています
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1P15行。書店で 今年の1月下旬、書店へ行くと新刊単行本の棚に聞いたこともない作家の本が並んでいた。著者紹介には簡単な経歴のみがあり、年齢や作品歴などの記載はなかった。僕は知らない作家でも興味を持てば積 …続きを読む2021年01月25日3人がナイス!しています