- 著者 川村 隆
- 発売日:
- 2021年01月08日
- 商品形態:
- 電子書籍
ザ・ラストマン 日立グループのV字回復を導いた「やり抜く力」
- 著者 川村 隆
- 発売日:
- 2021年01月08日
- 商品形態:
- 電子書籍
日本経済をV字回復させるビジネス・パーソンの条件とは
「ラストマンになれ」
私がこの言葉を聞いたのは、三〇代のころです。
当時の私は日立工場に勤めていて、たしか設計課長に昇進したときのことだったと思います。
日立工場長だった綿森力さんが、工場の執務室の窓の前でこう言いました。
「この工場が沈むときが来たら、君たちは先に船を降りろ。
それを見届けてから、オレはこの窓を蹴破って飛び降りる。
それがラストマンだ」
――そのときから、私の胸に「ザ・ラストマン」という言葉が深く刻まれています。【序章より】
* * * * * *
「自分の後ろには、もう誰もいない」――ビジネスマンに必須の心構えとは。
決断、実行、撤退…一つひとつの行動にきちんと、しかし楽観的に責任を持ってやり抜けば、より楽しく、成果を出せる。
7873億円の赤字から会社を再生した元日立グループ会長が、苦境の日本経済で戦い続けるビジネスパーソンに贈るメッセージ。
新規収録原稿「若い企業人の皆さんへ」「ポストコロナ時代の企業」
※本書は二〇一五年三月に小社から刊行された同名の単行本を加筆・再編集したものです。
私がこの言葉を聞いたのは、三〇代のころです。
当時の私は日立工場に勤めていて、たしか設計課長に昇進したときのことだったと思います。
日立工場長だった綿森力さんが、工場の執務室の窓の前でこう言いました。
「この工場が沈むときが来たら、君たちは先に船を降りろ。
それを見届けてから、オレはこの窓を蹴破って飛び降りる。
それがラストマンだ」
――そのときから、私の胸に「ザ・ラストマン」という言葉が深く刻まれています。【序章より】
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「自分の後ろには、もう誰もいない」――ビジネスマンに必須の心構えとは。
決断、実行、撤退…一つひとつの行動にきちんと、しかし楽観的に責任を持ってやり抜けば、より楽しく、成果を出せる。
7873億円の赤字から会社を再生した元日立グループ会長が、苦境の日本経済で戦い続けるビジネスパーソンに贈るメッセージ。
新規収録原稿「若い企業人の皆さんへ」「ポストコロナ時代の企業」
※本書は二〇一五年三月に小社から刊行された同名の単行本を加筆・再編集したものです。
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「ザ・ラストマン 日立グループのV字回復を導いた「やり抜く力」」感想・レビュー
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当たり前のこと・楽観的にやり抜く 祷文の後ろには、もう誰もいない 大事なときに何を決めるか・どう決めるか:スピードの本質 意思決定者を少なく→結論が尖る 近づける仕事・遠ざける仕事 健全な競争 フロン …続きを読む2021年02月14日2人がナイス!しています
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仕事に対する覚悟について。自分の後ろには誰もいないという意識を常に持つこと。やはり何かを成し遂げる人の覚悟って相当のものだよな…と感じました。2021年03月14日0人がナイス!しています