論語 下

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2020年10月23日
判型:
文庫判
ページ数:
544
ISBN:
9784044006280
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論語 下

  • 著者 吉川 幸次郎
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2020年10月23日
判型:
文庫判
ページ数:
544
ISBN:
9784044006280

秩序なき時代の思想、「仁」すなわち人間愛とは? いまこそ古典を読み通す

中国においてはもちろん、古来もっとも多くの日本人によって愛読されてきた中国古典、論語。2000年前の古代語でありながら平易で明晰なその文体から、現代に生きる洞察をいかに引き出すことができるのか。中国における代表的な古注・新注にくわえ、江戸時代の日本の学者による注釈を参照。息の長いこの書物がいかに読み継がれてきたのかを明らかにするとともに、古今を超越した人生の知恵をひもとく。巻末に語句索引を収録。 中国においてはもちろん、古来もっとも多くの日本人によって愛読されてきた中国古典、論語。2000年前の古代語でありながら平易で明晰なその文体から、現代に生きる洞察をいかに引き出すことができるのか。中国における代表的な古注・新注にくわえ、江戸時代の日本の学者による注釈を参照。息の長いこの書物がいかに読み継がれてきたのかを明らかにするとともに、古今を超越した人生の知恵をひもとく。巻末に語句索引を収録。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

  • ニコニコカドカワ祭り2025

もくじ

先進第十一
顔淵第十二
子路第十三
憲問第十四
衛霊公第十五
季氏第十六
陽貨第十七
微子第十八
子張第十九
堯曰第二十

あとがき
語句索引

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「論語 下」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 上巻は学而第一から郷党第十まで。本巻は先進第十一から堯日第二十までを収める。注には中国の注釈家や江戸期を中心とした日本の注釈家の解釈も紹介される。本書後半で展開される「仁」の概念は巫祝文化での天地人を 上巻は学而第一から郷党第十まで。本巻は先進第十一から堯日第二十までを収める。注には中国の注釈家や江戸期を中心とした日本の注釈家の解釈も紹介される。本書後半で展開される「仁」の概念は巫祝文化での天地人を結ぶ人間愛を表すというが、口述筆記の本書を読むと訳者が日本語で語りつつ漢文の音声にそれを感じているように思う。折口信夫『言語情調論』を念頭に置くと、巫祝社会では文字に意味を読むと同時に声を聞くことが愛(情調)の役割なのだろう。口述筆記された文字列に訳者の声が響くように感じるとき、「仁」は伝わるのかもしれない。 …続きを読む
    roughfractus02
    2025年10月21日
    9人がナイス!しています
  • 熱量の高い論語の解釈本だった。初心者は色々わからないこともあるだろう。でも面白い本です。 熱量の高い論語の解釈本だった。初心者は色々わからないこともあるだろう。でも面白い本です。
    ゆうきなかもと
    2024年03月24日
    5人がナイス!しています
  • 「子曰く、教え有りて類無し。(衛霊公第十五)」あるのは教育であって、人間の種類というものではない。 「子曰く、教え有りて類無し。(衛霊公第十五)」あるのは教育であって、人間の種類というものではない。
    mikio
    2021年12月02日
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