- 著者 一条 岬
- 定価: 円(本体 円+税)
- 発売日:
- 2020年02月22日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 320
- ISBN:
- 9784049130195
第26回電撃小説大賞《メディアワークス文庫賞》受賞作
今夜、世界からこの恋が消えても
- 著者 一条 岬
- 定価: 円(本体 円+税)
- 発売日:
- 2020年02月22日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 320
- ISBN:
- 9784049130195
一日ごとに記憶を失う君と、二度と戻れない恋をした――。
僕の人生は無色透明だった。日野真織と出会うまでは――。
クラスメイトに流されるまま、彼女に仕掛けた嘘の告白。しかし彼女は“お互い、本気で好きにならないこと”を条件にその告白を受け入れるという。
そうして始まった偽りの恋。やがてそれが偽りとは言えなくなったころ――僕は知る。
「病気なんだ私。前向性健忘って言って、夜眠ると忘れちゃうの。一日にあったこと、全部」
日ごと記憶を失う彼女と、一日限りの恋を積み重ねていく日々。しかしそれは突然終わりを告げ……。
唐突にやってくる衝撃の瞬間。その先に待つ驚きの結末に、読む人すべてが感動に包まれる!
第26回電撃小説大賞《メディアワークス文庫賞》受賞作!
クラスメイトに流されるまま、彼女に仕掛けた嘘の告白。しかし彼女は“お互い、本気で好きにならないこと”を条件にその告白を受け入れるという。
そうして始まった偽りの恋。やがてそれが偽りとは言えなくなったころ――僕は知る。
「病気なんだ私。前向性健忘って言って、夜眠ると忘れちゃうの。一日にあったこと、全部」
日ごと記憶を失う彼女と、一日限りの恋を積み重ねていく日々。しかしそれは突然終わりを告げ……。
唐突にやってくる衝撃の瞬間。その先に待つ驚きの結末に、読む人すべてが感動に包まれる!
第26回電撃小説大賞《メディアワークス文庫賞》受賞作!
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
もくじ
知らない彼の、知らない彼女
歩き始めた二人のこと
この夏はいつも一度
空白の白
知らない彼女の、知らない彼
心は君を描くから
歩き始めた二人のこと
この夏はいつも一度
空白の白
知らない彼女の、知らない彼
心は君を描くから
推薦コメント
三上 延(作家/最終選考委員)
前向性健忘という使い古されたアイディアに最初は悲観しましたが、いい意味で期待を裏切られました。ハイレベルな青春小説です。
吉野弘幸(アニメーション脚本家/最終選考委員)
「一日で記憶がリセットされる前向性健忘モノかぁ。手垢が付きまくってるのによく飛び込んだな、よっぽどじゃないと評価できないぞ」と、眉にツバつけて読み始めたわけですが、その予想は良い意味で大きく裏切られ『よっぽど』でした。
斜線堂有紀(作家)
いつか死んでしまう私達が、いつか忘れてしまう思い出を作る理由は、この小説が教えてくれる。この小説を読み終えて、あなたはきっと『衛生感』という言葉を少し特別に思うようになるだろう。この世界にあった優しい恋の話と共に思い出すようになるだろう。Koichi(写真家)
明日が来るということは決して当たり前ではありません。本当に大切な何かのためであれば、人はどこまでも強くなれるし、優しくなれるということをこの小説から教えてもらった気がします。素敵な、素敵なお話です。