• ある時点での地下鉄にできた結界に巻き込まれ、同じ夢を繰り返し見るようになった人々の物語。途中、わくわくする展開もあり、面白かったのですが、読むのに非常に時間がかかりました。感覚的な言葉がきつくて、途中 ある時点での地下鉄にできた結界に巻き込まれ、同じ夢を繰り返し見るようになった人々の物語。途中、わくわくする展開もあり、面白かったのですが、読むのに非常に時間がかかりました。感覚的な言葉がきつくて、途中で何度も中断してしまいました。でもキャラクターの色がはっきりして、ストーリーも緩急ついてるせいか不思議にするっと世界に入れるので読了出来ました！ それでも10代の頃に新井素子さんを読んだ時のような感情を再び味わえるなんて、読んで良かったです(笑)。 …続きを読む
  ダージリン

  2020年08月04日
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• 帯の一言。「新井素子を好きでいて、よかった。」結局これに尽きるのかも。50代の「いつ猫」だから「絶猫」なんだという素子さんの言葉に頷きながら、それぞれの背負う背景には息が詰まるし反発もしたし涙もする。と 帯の一言。「新井素子を好きでいて、よかった。」結局これに尽きるのかも。50代の「いつ猫」だから「絶猫」なんだという素子さんの言葉に頷きながら、それぞれの背負う背景には息が詰まるし反発もしたし涙もする。と、同時に。20代の新米先生ややんちゃな看護師の姿を微笑ましく見つめ、叱咤激励してしまう。そんな風に読みながら、その後ろに今までの素子さんの作品群が見え隠れ。こんな事は初めてなのだがなんて言えばいい？今までの作品群のあれこれを思い浮かべつつ、でもきちんと絶猫の世界を進む。そして三春ちゃん。彼女(よね？)には→ …続きを読む
  はなん

  2020年08月04日
  27人がナイス！しています
• 五十代のキャストで『いつか猫になる日まで』をやったら……。平日午後の地下鉄内に乗り合わせただけの人達に起こったちょっとした事件。だが、その日を境に、彼らは夜毎その夢を繰り返す。いつか猫になる日を夢見た五 五十代のキャストで『いつか猫になる日まで』をやったら……。平日午後の地下鉄内に乗り合わせただけの人達に起こったちょっとした事件。だが、その日を境に、彼らは夜毎その夢を繰り返す。いつか猫になる日を夢見た五十代主婦に中年会社員、熟年リタイアじーさん、中学生達が結界を破るために"三春ちゃん"と対峙する。呪術師も、巻き込まれた人達も、更には三春ちゃん自身にさえワケわかっていない混沌状態に終止符を打つのは誰？『いつ猫』も『絶猫』も主人公と同じ世代で読めた自分は幸せ者。さて一度猫になったら、その後どうするかなぁ。 …続きを読む
  二分五厘

  2020年04月20日
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