• 4話連作短編。奥付を見ると2019年初版発行とありますが、紆余曲折があっての、2010年に出版された帰子さんデビュー作の再文庫化なんですって。潔子さんに様々な厄災(?)が降り掛かるのです。それは相対する人に外来種 4話連作短編。奥付を見ると2019年初版発行とありますが、紆余曲折があっての、2010年に出版された帰子さんデビュー作の再文庫化なんですって。潔子さんに様々な厄災(?)が降り掛かるのです。それは相対する人に外来種の何かが憑依しての事なのね。その憑き物を、猫魂であるメロ（吉備唐麻呂←聖武天皇から賜った）が潔子さんに憑依して退治し解決するというコメディ。話の展開に決まり事が幾つもあってね。その中で、いよいよ最終盤になると、何処からか深夜アニメの主題歌である、暗い少年合唱団の歌声が聴こえて来る所がね好き。 …続きを読む
  mae.dat

  2025年08月15日
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• 冴えない派遣OLが、古来より一族が使役してきた憑きものの猫の力を（無自覚に）使って、会社のやっかいな面々（彼ら彼女らも外来生物に取り憑かれている）を懲らしめていく勧善懲悪の話。なのだけど、猫視点で描かれ 冴えない派遣OLが、古来より一族が使役してきた憑きものの猫の力を（無自覚に）使って、会社のやっかいな面々（彼ら彼女らも外来生物に取り憑かれている）を懲らしめていく勧善懲悪の話。なのだけど、猫視点で描かれているからか、ヒロインが意識を失っているうちに憑き物退治が行われるからか、スカッとするようなカタルシスはそんなにない。設定は面白くていくらでも続編が書けそうなのに、結局書かれなかったのもそのあたりに理由がありそう。 …続きを読む
  Kanonlicht

  2023年09月13日
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• 感動☆1つ 「わたし定時で帰ります」の朱野帰子さんのデビュー作。 地味なアラサーOL潔子と、その飼猫メロ（正体は憑き物）が、潔子にハラスメントしてくる会社の同僚たちを夜な夜なとっちめていく物語。 ストーリー 感動☆1つ 「わたし定時で帰ります」の朱野帰子さんのデビュー作。 地味なアラサーOL潔子と、その飼猫メロ（正体は憑き物）が、潔子にハラスメントしてくる会社の同僚たちを夜な夜なとっちめていく物語。 ストーリーは単純で読み応えもあまりないが、出てくるハラスメントは現実にはよくありそうで、この手の輩に悩まされている人は多いと思う。 「わたし定時で」の下地がこの作品には溢れていました。 …続きを読む
  朗読者

  2020年09月20日
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