- 著者 渡瀬 草一郎
- イラスト こぞう
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2019年09月10日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 376
- ISBN:
- 9784049127911
妖姫ノ夜 月下ニ契リテ幽世ヲ駆ケル
- 著者 渡瀬 草一郎
- イラスト こぞう
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2019年09月10日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 376
- ISBN:
- 9784049127911
妖の姫君と体術無双の少年が織り成す、大正伝奇ロマン!
大正十三年、春。少年、椚雪緒は、上京した先の夜鳴川邸にて美しき白蛇に出会う。
彼女は父である八頭八尾の大蛇、「十六夜」の決めた縁談から逃れるため、妖相手に商売をする「化猫堂」へ助力を求めに来たと云う。
化猫堂の店主、夜鳴川夜霧と猫のミタマ様に連れられて、雪緒は妖達の住まう「常夜之町」へ乗り込むが、そこは人の世の常識が通じぬ異境だった――!
関東大震災後の横浜を舞台に、人と妖の縁を紡ぐ大正伝奇ロマン。
彼女は父である八頭八尾の大蛇、「十六夜」の決めた縁談から逃れるため、妖相手に商売をする「化猫堂」へ助力を求めに来たと云う。
化猫堂の店主、夜鳴川夜霧と猫のミタマ様に連れられて、雪緒は妖達の住まう「常夜之町」へ乗り込むが、そこは人の世の常識が通じぬ異境だった――!
関東大震災後の横浜を舞台に、人と妖の縁を紡ぐ大正伝奇ロマン。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「妖姫ノ夜 月下ニ契リテ幽世ヲ駆ケル」感想・レビュー
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大正十三年、大震災後の横浜で田舎から出てきた少年と妖の姫が出会い始まる物語。―――あやしあやかし怪奇譚、今宵駆けるは月下の幽世の桃源郷。 全てが一度壊れた世界でそれでも変わらぬ幽世の街を舞台に、ふとした …続きを読む2019年09月10日20人がナイス!しています
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ジャンル分けするなら少し前に流行りかけた、無自覚最強系の大正伝奇浪漫。ちょっと違うのは「僕なんて強いわけないよ」と自己肯定感を病的に持てないなど、意固地なまでの鈍感さをひけらかすのでは無く、自身の能力と …続きを読む2019年09月21日15人がナイス!しています
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王道かつ新鮮なファンタジーコメディ感。 考証を重ねた文章と背景に加えて、妖怪、人間共に歌舞伎のような人間味溢れたキャラクター性が光っていた。 十六夜一家良いですねぇ。きっと男は全員女に尻敷かれてるでしょ …続きを読む2019年09月11日15人がナイス!しています