明日の僕に風が吹く

明日の僕に風が吹く

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2019年09月30日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
288
ISBN:
9784041084243

明日の僕に風が吹く

  • 著者 乾 ルカ
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2019年09月30日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
288
ISBN:
9784041084243

熱い涙なしでは読めない、北海道の離島を舞台に心の再生を描く青春成長小説

たったひとつの失敗で夢と居場所を失くし、ずっとうちひしがれていた。
強い風に海鳥舞う北海道の離島との出会いが、少年を救い新たな試練を与える。

中学二年生の頃、医師を目指していた川嶋有人は、重度のアレルギー発作を起こした転校生を助けようとするが失敗し、軽度の障がいを負わせてしまう。それ以来、夢も未来も失ったと引きこもっていた有人だったが、憧れの叔父・雅彦の勧めにより、彼が医師として勤める北海道の離島・照羽尻島の高校に入学することに。「海鳥の楽園」と呼ばれるその島の高校の全校生徒は、有人を含めてたったの5人。待っていたのは島男子の誠、可愛くて優しい涼先輩、ある事情により札幌を離れた桃花、鳥類学者を目指すハル先輩など個性ある級友たちだった。東京とは何もかもが違う離島での生活に戸惑いながらも、有人は少しずつ自信を取り戻し始める。しかし、突然の別れと残酷な真実が有人に降りかかり……。

熱い涙なしでは読めない、明日へ踏み出す勇気をくれる感動の物語!
たったひとつの失敗で夢と居場所を失くし、ずっとうちひしがれていた。
強い風に海鳥舞う北海道の離島との出会いが、少年を救い新たな試練を与える。

中学二年生の頃、医師を目指していた川嶋有人は、重度のアレルギー発作を起こした転校生を助けようとするが失敗し、軽度の障がいを負わせてしまう。それ以来、夢も未来も失ったと引きこもっていた有人だったが、憧れの叔父・雅彦の勧めにより、彼が医師として勤める北海道の離島・照羽尻島の高校に入学することに。「海鳥の楽園」と呼ばれるその島の高校の全校生徒は、有人を含めてたったの5人。待っていたのは島男子の誠、可愛くて優しい涼先輩、ある事情により札幌を離れた桃花、鳥類学者を目指すハル先輩など個性ある級友たちだった。東京とは何もかもが違う離島での生活に戸惑いながらも、有人は少しずつ自信を取り戻し始める。しかし、突然の別れと残酷な真実が有人に降りかかり……。

熱い涙なしでは読めない、明日へ踏み出す勇気をくれる感動の物語!

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「明日の僕に風が吹く」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 恥ずかしながら、語彙力が無いので、上手く言えないが、何と言うか心の奧底の部分が震えた気がした。有人が、急病者の為に一歩を踏み出すシーンは何度も読み返し、その都度、震える程、感動した。「天気と過去は変え 恥ずかしながら、語彙力が無いので、上手く言えないが、何と言うか心の奧底の部分が震えた気がした。有人が、急病者の為に一歩を踏み出すシーンは何度も読み返し、その都度、震える程、感動した。「天気と過去は変えられない」、「過去をどう思うかは変えられる」・・・この言葉は、この先、何度も思い出す気がする。迷ったら、10年後の自分が後悔してないか考えてみようと思う。 …続きを読む
    kou
    2019年12月05日
    178人がナイス!しています
  • 再生と成長の物語だった。主人公は川嶋有人。中学二年生の頃、アレルギー発作を起こした転校生を助けようとするが失敗し、軽度の障害を負わせてしまう。うちひしがれてしまった有人は引きこもってしまったが、叔父の 再生と成長の物語だった。主人公は川嶋有人。中学二年生の頃、アレルギー発作を起こした転校生を助けようとするが失敗し、軽度の障害を負わせてしまう。うちひしがれてしまった有人は引きこもってしまったが、叔父の勧めにより北海道の離島、照羽尻島の高校に入学することに。その高校には5人の生徒しかおらず、存続が危ぶまれていた。そんな同僚との交流で有人は少しずつ自信を取り戻し始める。離島の自然と厳しさが伝わって来るが、この環境が前向きな気持ちにさせたのだろう。おとなしい性格の有人が羽ばたいて行くラストは希望に満ちていた。 …続きを読む
    のぶ
    2019年10月22日
    150人がナイス!しています
  • 兄が通っていた超名門中学の受験に失敗し私立中に通っていた有人は、ある日「あの出来事」をきっかけとして世界が止まりひきこもりとなる。医師であり憧れていた叔父に勧められて彼の赴任している北海道の離島にある 兄が通っていた超名門中学の受験に失敗し私立中に通っていた有人は、ある日「あの出来事」をきっかけとして世界が止まりひきこもりとなる。医師であり憧れていた叔父に勧められて彼の赴任している北海道の離島にある高校に入学する。世話焼きで暖かい島の人々の中で、有人は次第に自信をつけていくが…。濃厚であるが故に、中にまで入り込んでくる島の人々にどこか嫌気がさしてくる。そして尊敬していた叔父にも不信感が…。頑なな有人に、もっと顔を上げよ、前を向け!と声をかけつつ読み進む。青春してる。とても爽やかな青春小説。 …続きを読む
    モルク
    2020年03月11日
    148人がナイス!しています

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