魔除けの民俗学 家・道具・災害の俗信

魔除けの民俗学 家・道具・災害の俗信 電子版
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発売日:
2019年07月20日
商品形態:
電子書籍

魔除けの民俗学 家・道具・災害の俗信

  • 著者 常光 徹
発売日:
2019年07月20日
商品形態:
電子書籍

よみがえる伝承の記憶。言い伝えから読み解く庶民の心意。

「異常豊漁は地震の前兆」「庭の南天は災いを避ける」――。わたしたちの身辺でとりざたされる俗信には、災厄の予兆を感知し、日々の不安を除く生活の知と技がこめられている。さりげない日常に息づいた、庶民の想像力と心のくせが凝縮した言い伝えといえるだろう。家屋敷、生活道具、自然災害にまつわる膨大な俗信資料を整理し、悪霊・境界・流言などについて、伝承の背後に広がる民俗世界とその意味をさぐる。


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「魔除けの民俗学 家・道具・災害の俗信」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 屋根、床下、庭木、箒、箕、鍋、井戸、柄杓、地震と俗信を並べ立ててその背景の心意に迫る。報告書だと本当にただの一行知識だが、事例を集めていくとその空間やモノの俗信の共通性が浮かび上がってくる。昔話だとさ 屋根、床下、庭木、箒、箕、鍋、井戸、柄杓、地震と俗信を並べ立ててその背景の心意に迫る。報告書だと本当にただの一行知識だが、事例を集めていくとその空間やモノの俗信の共通性が浮かび上がってくる。昔話だとさらりと流してしまうようなものも、話の細部にこだわると、実際に知識とされている俗信とリンクするものがあって非常に興味深い。最後の幕末土佐の日記は当時の僧が地震に直面し、住民らがどのように対応していったのかが克明に記されており、その史料だけでも十分に面白そうだと思った。 …続きを読む
    西野西狸
    2019年12月06日
    9人がナイス!しています
  • 俗信に焦点をあて、著者がこれまで発表したものに書き下ろしを付け加え、編集しなおした本。 家屋、植木、ザルや鍋など生活道具にまつわる「迷信」と言われるものがつぶさに収録されている。理由を問うと、予想され 俗信に焦点をあて、著者がこれまで発表したものに書き下ろしを付け加え、編集しなおした本。 家屋、植木、ザルや鍋など生活道具にまつわる「迷信」と言われるものがつぶさに収録されている。理由を問うと、予想される結末が簡単にあるだけ、というのはどの地方も似ているなと思った。ありえない事でも、当時はそれで筋が通っており、一定数は信じて伝承されていたんだな、と。 迷信に惑わされる状況を冷静に見る人もいた、という記述があり興味深かった。 …続きを読む
    じじちょん
    2019年12月09日
    5人がナイス!しています
  • タイトルだけで面白さ確定。新書より少しガチめ。こうやって全国の俗信を並べてみると、めんどくさくて家は建てられないし木も植えられない。どうしてこんな俗信が生まれたのかをほどいていくと、妖怪の発生までほど タイトルだけで面白さ確定。新書より少しガチめ。こうやって全国の俗信を並べてみると、めんどくさくて家は建てられないし木も植えられない。どうしてこんな俗信が生まれたのかをほどいていくと、妖怪の発生までほどけていって、その本質が消失してしまう気がしてさびしい。ところでルンバとかスマートスピーカーに俗信って生まれるんですかね。井上静照さんのTwitterをフォローしたい。 …続きを読む
    メイロング
    2019年08月17日
    4人がナイス!しています

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