頂上捜査

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2019年09月25日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
352
ISBN:
9784041083000

頂上捜査

  • 著者 安東 能明
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2019年09月25日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
352
ISBN:
9784041083000

新任キャリアとマル暴刑事。二人が追う事件がつながるとき、真実が――。

捜査二課長としてB県警にやってきたキャリアの仁村恒一郎は、着任早々県知事の贈収賄疑惑を聞かされる。知事の有泉寛人が、県の労働委員会のポストを斡旋する見返りに介護会社社長・新原大輝から四百万円相当のリゾート会員権を受け取ったというのだ。事件化に向け動くなかで、仁村は新原のもとに送り込まれたスパイ・小山内景子を紹介される。一方、県警組織犯罪対策課の皆沢利道は、地元暴力団の抗争事件を追っていた。激化する抗争に巻き込まれ、一人の女が命を落とすが、殺された女が小山内景子だったことが判明。二つの事件がつながったとき、あらわになる真実とは――。第一人者が徹底的な取材を元に描き出す、迫真の警察小説! 捜査二課長としてB県警にやってきたキャリアの仁村恒一郎は、着任早々県知事の贈収賄疑惑を聞かされる。知事の有泉寛人が、県の労働委員会のポストを斡旋する見返りに介護会社社長・新原大輝から四百万円相当のリゾート会員権を受け取ったというのだ。事件化に向け動くなかで、仁村は新原のもとに送り込まれたスパイ・小山内景子を紹介される。一方、県警組織犯罪対策課の皆沢利道は、地元暴力団の抗争事件を追っていた。激化する抗争に巻き込まれ、一人の女が命を落とすが、殺された女が小山内景子だったことが判明。二つの事件がつながったとき、あらわになる真実とは――。第一人者が徹底的な取材を元に描き出す、迫真の警察小説!

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「頂上捜査」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • B県警に捜査二課長としてやって来たキャリアの仁村は県知事の汚職事件を追い、マル暴刑事の皆沢は地元暴力団の抗争事件を追っていた。抗争に巻き込まれて命を落とした女性は二課のエス、二つの事件が繋がり、仁村・ B県警に捜査二課長としてやって来たキャリアの仁村は県知事の汚職事件を追い、マル暴刑事の皆沢は地元暴力団の抗争事件を追っていた。抗争に巻き込まれて命を落とした女性は二課のエス、二つの事件が繋がり、仁村・皆沢のコンビが真実を暴いて行く。後半、盛り上がって一気に面白くなりましたが、そこまでの展開が冗長、もう少し短くても良かったかもしれません。 …続きを読む
    ゆみねこ
    2020年09月12日
    68人がナイス!しています
  • とある県警事案の暴力団抗争と県知事の贈収賄事件。途中まで登場人物も多くなるし、内容もややこしい感じだしどうなんだ?って読み進むとある時点から俄然面白くなってくる。いかついマル暴刑事と捜査二課のキャリア とある県警事案の暴力団抗争と県知事の贈収賄事件。途中まで登場人物も多くなるし、内容もややこしい感じだしどうなんだ?って読み進むとある時点から俄然面白くなってくる。いかついマル暴刑事と捜査二課のキャリア刑事が畑違いの相棒となり事件解明に向かって走り出す。2人の大食いシーンにもつい笑ってしまう。2つの事件が繋がる真相に唖然。警察小説を書くにはここまで徹底的に取材するんだなぁって改めて感心。それにしてもこんな県に住むのは遠慮したいかも。 …続きを読む
    タイ子
    2019年10月22日
    68人がナイス!しています
  • 県知事の汚職と暴力団の抗争事件が結びついていく。骨太な警察小説でした。序盤はどんどん出てくる登場人物に「誰だっけ?」と行きつ戻りつで読み進めるのに苦労しましたが、事件の形が徐々に表れてくると面白くなり 県知事の汚職と暴力団の抗争事件が結びついていく。骨太な警察小説でした。序盤はどんどん出てくる登場人物に「誰だっけ?」と行きつ戻りつで読み進めるのに苦労しましたが、事件の形が徐々に表れてくると面白くなりました。「頂上(てっぺん)を捕る」、県警にしたら自分たちのトップですもんね、知事って。組織のいろいろもあって面白かったです。 …続きを読む
    さっこ
    2019年11月16日
    65人がナイス!しています

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