印象派の歴史 上

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2019年08月23日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
528
ISBN:
9784044004835
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印象派の歴史 上

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2019年08月23日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
528
ISBN:
9784044004835

モネ、ルノワール、ドガ、セザンヌ。新たな美を信じた無謀な若者たちの物語

19世紀パリ。美と絵画をめぐる伝統と権威に公然と反旗を翻した画家たちがいた。モネ、ルノワール、ピサロ、シスレー、ドガ、セザンヌ、モリゾ。光と色彩の新たな表現を信じた彼らは、やがて「印象主義」の名で呼ばれることとなる。偶然の出会い、友情、対立を超えて、グループ展の実現に奔走する若者たち。しかし第二帝政末期、戦火が忍び寄る――。世界的な第一人者が画家の証言や書簡、同時代資料を渉猟して描く、金字塔的通史。 19世紀パリ。美と絵画をめぐる伝統と権威に公然と反旗を翻した画家たちがいた。モネ、ルノワール、ピサロ、シスレー、ドガ、セザンヌ、モリゾ。光と色彩の新たな表現を信じた彼らは、やがて「印象主義」の名で呼ばれることとなる。偶然の出会い、友情、対立を超えて、グループ展の実現に奔走する若者たち。しかし第二帝政末期、戦火が忍び寄る――。世界的な第一人者が画家の証言や書簡、同時代資料を渉猟して描く、金字塔的通史。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

第1章 1855-1859年
 パリ万国博覧会、一八五五年/フランス美術の展望

第2章 1859-1861年
 モネとブーダン/マネとドガ/アカデミー・スイス/クールベのアトリエ

第3章 1862-1863年
 グレールの画塾/落選者のサロンと美術学校の再編

第4章 1864-1866年
 バルビゾンとその画家たち/新たなサロン/成功と失望

第5章 1866-1868年
 美術批評家としてのゾラ/二度目のパリ万国博覧会/グループ展の計画/モネのさらなる苦難

第6章 1869-1870年
 カフェ・ゲルボワ/日本の浮世絵版画/「ラ・グルヌイエール」

第7章 1870-1871年
 一八七〇年のサロン/普仏戦争と「コミューン」/ロンドンのモネとピサロ

第8章 1872-1873年
 戦後/オーヴェール=シュル=オワーズ/新たなる落選者展(一八七三年)

 原註
 文献目録(上)

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「印象派の歴史 上」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 印象派の歴史はこれまでモネ展やルノワール展といった特別展の音声ガイダンスで聞きかじった程度だった。本書は文字通り彼らの足跡を辿ったものだが、一部翻訳文に読みにくさはあるものの群像劇の小説を読んでいるよ 印象派の歴史はこれまでモネ展やルノワール展といった特別展の音声ガイダンスで聞きかじった程度だった。本書は文字通り彼らの足跡を辿ったものだが、一部翻訳文に読みにくさはあるものの群像劇の小説を読んでいるような面白さを感じた。マネは彼らの兄貴分だと思っていたが、マネ自身が画壇で認められるのにもかなり時間がかかったんだな。 …続きを読む
    みこ
    2019年10月23日
    14人がナイス!しています
  • 印象派に関する情報は大体ここにある、必読本。年代順に書かれてあると見せかけて、意外と順番が前後したり、同じ話を別の角度から何度か書いたりするので、ちょっと混乱する時がある。1866年サロン、またも多くの落 印象派に関する情報は大体ここにある、必読本。年代順に書かれてあると見せかけて、意外と順番が前後したり、同じ話を別の角度から何度か書いたりするので、ちょっと混乱する時がある。1866年サロン、またも多くの落選者、ニューヴェルクルク伯爵へ落選者展開催嘆願書を書くセザンヌ、それは実はゾラの助けによるものと。画家たちは、このジャーナリストを頼り、1870年には新しい審査員リスト運動を画策(も失敗)。モネらを推しすぎたドービニーは他の審査員の不興を買う。1873年、つまり「印象派」誕生前年までで上巻は終わり。 …続きを読む
    ラウリスタ~
    2022年06月06日
    11人がナイス!しています
  • 実はまだ普仏戦争の部分があるのだけれど、どうせ下巻へ続くし、今日書きたい、書いてしまいたいと思ったので書いちゃう。予想をぐっと上方に裏切られて面白い!権力と癒着した既製のものに対抗していこうとする若い 実はまだ普仏戦争の部分があるのだけれど、どうせ下巻へ続くし、今日書きたい、書いてしまいたいと思ったので書いちゃう。予想をぐっと上方に裏切られて面白い!権力と癒着した既製のものに対抗していこうとする若い力、感覚、考え方を持った人たちが、出会い、尊敬しあい、別れがあったりまた出会ったり。クロードくんは孤高の天才で皆に支えられエドガーくんは不本意にも巻き込まれ、オーギュストは天然ちゃん!あれこれ妄想して幸せに疲れました。 …続きを読む
    chisarunn
    2021年06月24日
    8人がナイス!しています

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