- 著者 碧海 寿広
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2020年07月28日
- 判型:
- 四六変形判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 288
- ISBN:
- 9784047036741
科学化する仏教 瞑想と心身の近現代
- 著者 碧海 寿広
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2020年07月28日
- 判型:
- 四六変形判
- 商品形態:
- 単行本
- ページ数:
- 288
- ISBN:
- 9784047036741
悟りは科学できるのか? 現代人と宗教の危うい100年史
近現代の仏教は、つねに最先端の科学と接点をもち、自らの可能性を問い直し続けてきた。宗教体験の心理学、禅や祈祷の科学的解明、さらには催眠術、念写、透視の研究まで。ときに対立し、ときに補い合う仏教と科学の歴史から、日本近代のいかなる姿が浮かび上がるのか。ニューサイエンス、オウム真理教事件、そしてマインドフルネスの世界的流行へ――。対立と共存のダイナミズムに貫かれた百年史を、気鋭の近代仏教研究者が描き出す。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「科学化する仏教 瞑想と心身の近現代」感想・レビュー
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キリスト教では進化論論争などがあるが、仏教と科学という取り合わせが新鮮で手にした一冊である。仏教の教義と科学との間の哲学的な論考を期待したが、心理学、催眠術、加持祈祷、坐禅、超能力、オカルトなど(それ …続きを読む2020年10月27日73人がナイス!しています
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『仏像と日本人』を著した若き仏教研究者の新刊。科学と仏教というテーマで想起するの佐々木閑『科学するブッダ』の壮大な試みだが、本書が描くのは明治以降の仏教と科学との対立と共存のダイナミズム。明治期の心理 …続きを読む2020年10月24日25人がナイス!しています
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真言密教、禅、瞑想、マインドフルネスなど、時代ごとのブームについて、客観的な視座から宗教と科学の関係性がよく理解できます。明治期、この国の仏教が、西洋の自然科学と出会ってから今日まで、様々な試行錯誤が …続きを読む2020年10月22日20人がナイス!しています