犬が来る病院 命に向き合う子どもたちが教えてくれたこと

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2019年02月23日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
208
ISBN:
9784041077498
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犬が来る病院 命に向き合う子どもたちが教えてくれたこと

  • 著者 大塚 敦子
  • 装画 酒井 駒子
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2019年02月23日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
208
ISBN:
9784041077498

聖路加国際病院 小児病棟での感動の記録!

今は増えつつある「病院のアニマルセラピー」を、日本で初めて小児病棟で実現させた聖路加国際病院。入院中であっても子ども達が豊かな時間を過ごし、病魔との戦いを続けられるように医師、看護師、保育士、心理士、牧師など数多くのスタッフたちで積み重ねられた努力と取り組みを、4人の子ども達の生死を通して描いた感動の記録。 今は増えつつある「病院のアニマルセラピー」を、日本で初めて小児病棟で実現させた聖路加国際病院。入院中であっても子ども達が豊かな時間を過ごし、病魔との戦いを続けられるように医師、看護師、保育士、心理士、牧師など数多くのスタッフたちで積み重ねられた努力と取り組みを、4人の子ども達の生死を通して描いた感動の記録。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

はじめに
第一章 子どもたちの生きる力を引き出す
セラピー犬が来る日/犬の訪問活動はどのように始まったか/子どもが子どもらしくいられるように/トータル・ケアを支える協働/きょうだい支援
第二章 出会い 
ちぃちゃんとの出会い/犬の来る病院へ/自分の内から出る笑い/信ちゃんと翔太くん/つばさ学級/ちぃちゃんの退院
第三章 闘いの日々
悦子さん/ちぃちゃん、再入院/友情を育む/どうして神様は二度も私を病気にしたの?/クリーンルームへ/骨髄移植
第四章 別れ
再々発/思い出作り/セイラの旅立ち/最期の日々/花が散った
第五章 最後まで豊かな時間を
信ちゃんと翔太くん、退院/危機/そらぷちキッズキャンプへ/新しい家族を迎える/信ちゃんの最期の日々
第六章 病を生きるということ
悦子さんの高校生活/整形外科での苦闘/暗いトンネルを抜けるまで
第七章 それぞれのその後
医師をめざして/いくつもの山を越えて/一人だったらがんばれなかった/悲嘆とどう折り合いをつけるか
あとがき
文庫版あとがき
小児がんの治療とトータル・ケア   細谷亮太(聖路加国際病院 顧問)

「犬が来る病院 命に向き合う子どもたちが教えてくれたこと」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 聖路加国際病院は、日本で初めて小児病棟にセラピー犬の訪問を受け入れた病院です。著者がその小児病棟でおよそ3年半にわたり取材し、出会った4人の忘れがたい子供たちの生死を記したノンフィクションです。入院中 聖路加国際病院は、日本で初めて小児病棟にセラピー犬の訪問を受け入れた病院です。著者がその小児病棟でおよそ3年半にわたり取材し、出会った4人の忘れがたい子供たちの生死を記したノンフィクションです。入院中であっても、子どもたちが豊かな時間を過ごし、困難を乗り越えていけるように、医師や看護師、保育士、心理士、チャプレン(病院等で働く牧師)、特別学級の教諭、そして家族たちの取り組みについて、四人の子どもたちを通して描いた記録です。 子供たちの健気さに涙し、この病院の看護の姿勢に大いに感銘をうけました。 …続きを読む
    ぶち
    2019年03月25日
    97人がナイス!しています
  • 日本で初めて、小児病棟にセラピー犬の訪問を受け入れた医療機関、聖路加国際病院。そこで難病と闘う4人の子どもたちの生死を通して描いた記録。子どもの成長は驚くほど早い。病気を理由に時間を止めていいわけがな 日本で初めて、小児病棟にセラピー犬の訪問を受け入れた医療機関、聖路加国際病院。そこで難病と闘う4人の子どもたちの生死を通して描いた記録。子どもの成長は驚くほど早い。病気を理由に時間を止めていいわけがないよなとストンと入ってきた。犬の共感能力の高さは自分も犬を飼っているので「わかる」と頷いてしまうし飼う前と飼った後ではストレスの質が違うような気がする。簡単に10年後の想像をしている自分と明日はどうなるかわからない子どもたちとは180℃違い過ぎて、きっと節目節目に難病と闘う子ども達のことを思い出すんだろうな。 …続きを読む
    アオ
    2023年06月14日
    10人がナイス!しています
  • 写真絵本『わたしの病院、犬がくるの』のその後。苦しい治療の中で子ども達が互いに支え合って頑張っている姿に涙が出ました。治療を終え、成長した子が他の人を支える仕事につきたいと希望する事も、自分が治療を受 写真絵本『わたしの病院、犬がくるの』のその後。苦しい治療の中で子ども達が互いに支え合って頑張っている姿に涙が出ました。治療を終え、成長した子が他の人を支える仕事につきたいと希望する事も、自分が治療を受けてきた医療関係の方々が親身になって支えていたんだと感じられました。どうかどうか、病気に苦しむ子ども達に一刻も早く、治療法が見つかりますように。一瞬でも多く、心穏やかに過ごせますように。願ってやみません。 …続きを読む
    SHO
    2023年11月21日
    3人がナイス!しています

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