第24回電撃小説大賞《選考委員奨励賞》受賞

メディアワークス文庫

噺家ものがたり ~浅草は今日もにぎやかです~

人生は落語のごとし。笑いあり涙ありの一席へようこそ。

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2018年03月23日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
338
ISBN:
9784048936217
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第24回電撃小説大賞《選考委員奨励賞》受賞

メディアワークス文庫

噺家ものがたり ~浅草は今日もにぎやかです~

人生は落語のごとし。笑いあり涙ありの一席へようこそ。

  • 著者 村瀬 健
  • 定価: 円(本体円+税)
発売日:
2018年03月23日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
338
ISBN:
9784048936217

人生は落語のごとし。笑いあり涙ありの一席へようこそ。

 大学生の千野願は、寝過ごしてしまった就職の最終面接へ向かうタクシーの中で、カーラジオから流れてきた一本の落語に心を打たれる。その感動から就職はもちろん、大学も辞め、希代の天才落語家・創風亭破楽への弟子入りを決意。
 何度断られても粘りを見せ、前座見習いとなるも、自らの才能のなさに落ち込む千野願だったが、ある日、初めて人を笑わせる快感を覚える。道が開けたように思えたそのとき、入門前から何くれとなく世話を焼いてくれた兄弟子・猫太郎が突然――。

もくじ

第一席 裸一貫
第二席 基礎指南
第三席 傘
第四席 千歳飴
第五席 猫の恩返し

作中舞台周辺地図

登場人物

千野 願(せんの・ねがう)

茨城出身で、東京の大学に通う大学四年生。給料がいいという理由で商社を受け、就職が決まりかけていたが、破楽の「千歳飴」に出会って落語家を目指すことに。

創風亭 破楽(そうふうてい・はらく)

生まれも育ちも浅草。高校を中退し、17歳で入門。23歳で38人抜きで史上最年少の真打ちになる。44歳の時にある事件をきっかけに落語組合を脱退し、「浅草創風演芸場」を開館。

創風亭 猫太郎(そうふうてい・ねこたろう)

破楽の一番弟子。真打ち。生まれてすぐに親に捨てられ、児童養護施設に預けられる。13歳の時に施設で聞いた破楽の「千歳飴」」に衝撃を受け、弟子入り。24歳で真打ちになり、名を馳せる。

おすすめコメント

落語だけの話だと思ったら大間違い!
これは誰しも経験する、
夢の話、運命の話、人生の話。
泣き笑いを存分に味わえる、
下町で繰り広げられる心温まるものがたり。

メディアミックス情報

NEWS

「噺家ものがたり ~浅草は今日もにぎやかです~」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 電撃小説大賞の受賞作を、貰えた賞金額で乱暴に評価すると、10万円だったこの作品は、300万円や100万円貰った作品よりは劣るのかもしれない。でも、わたし的には“10万は安いっしょ”と思える良作でした。 電撃小説大賞の受賞作を、貰えた賞金額で乱暴に評価すると、10万円だったこの作品は、300万円や100万円貰った作品よりは劣るのかもしれない。でも、わたし的には“10万は安いっしょ”と思える良作でした。1章から3章(作中では“席”)までは本当の落語のように、最後のかぎかっこでオチがあり、“さすが、ネタやオチの持っていきかたが上手いなぁ”と感心していた(作者さんはもともと放送作家)ら、ラストはちょっとずるい展開に。でも、泣いてしまいました。主人公・願くんの成長、見守っていきたいです。続編熱望! …続きを読む
    Ammie as 妹子⛪
    2018年05月16日
    46人がナイス!しています
  • 落語絡みの小説を続けて読む。こちらは現代物で、ラジオから流れてきた落語に心を掴まれて噺家に弟子入りを志願する青年の話。落語の登場人物たちの喜怒哀楽は現代にも息づく精神で、だからこそ落語は今なお広く愛さ 落語絡みの小説を続けて読む。こちらは現代物で、ラジオから流れてきた落語に心を掴まれて噺家に弟子入りを志願する青年の話。落語の登場人物たちの喜怒哀楽は現代にも息づく精神で、だからこそ落語は今なお広く愛されているのだろう。また、名人たちの芸に対する姿勢のたゆみなさも変わらない。弟子に厳しく、それ以上に自身に厳しく、あらゆるものを芸の肥やしとする。高座に上がるうえでの覚悟にただただ頭が下がる思いだ。「人生ってのは、落語と似ているんです」この台詞には真情がこもっている。破楽師匠と弟子たちの絆は現代版人情噺だ。 …続きを読む
    ユメ
    2018年08月29日
    35人がナイス!しています
  • 就活の最中、突如、落語家へ弟子入りした願。落語を題材にした話って、古典落語をベースにした話づくりなどが多いが、本作は人情モノでありながら、創作落語というのがまず新鮮だった。作中、師匠が「どう畳むかが大 就活の最中、突如、落語家へ弟子入りした願。落語を題材にした話って、古典落語をベースにした話づくりなどが多いが、本作は人情モノでありながら、創作落語というのがまず新鮮だった。作中、師匠が「どう畳むかが大事」とあるが、物語が進むにつれ、人情モノの味が強くなっていく点が良かった。文字通り、勢いだけで弟子入りした願。不器用だし、技術もない。でも、覚悟だけはしっかりある。そんな様子を見て取る師匠。そして、その覚悟がより強固になっていく過程。文字通り、弟子の「親」となる師匠。そんな関係性が印象的。 …続きを読む
    たこやき
    2018年06月07日
    20人がナイス!しています

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