角川選書

渡来人と帰化人

発売日:
2019年02月22日
商品形態:
電子書籍
渡来人と帰化人 電子版
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角川選書

渡来人と帰化人

  • 著者 田中 史生
発売日:
2019年02月22日
商品形態:
電子書籍

日本とは何か、日本人とは何か。いまこそ、歴史認識を問い直す。

歴史の教科書は「帰化人」を「渡来人」と言い換えて、彼らを古代「日本」への移住者・定住者と説明してきた。しかしそれでは、古代社会の実像から大きくかけ離れてしまう。古代史料に即して「渡来」と「帰化」の意味や違いを捉え直し、渡来人を〈移動者〉と再定義。〈移動〉をキーワードに、現代「日本」と繋がりつつも、異質で多様な古代の「倭」「日本」の姿、国際社会と密接に結びついて動く古代列島社会の姿を浮き彫りにする。


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「渡来人と帰化人」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 従来の帰化人・渡来人の用語の妥当性をめぐる議論は、いずれも現代人の立場から「われわれの祖先」をめぐるもので、日本への同化を暗黙の前提としてきたと批判。古代にあっては渡来人とは別個に、まず天智・天武の時 従来の帰化人・渡来人の用語の妥当性をめぐる議論は、いずれも現代人の立場から「われわれの祖先」をめぐるもので、日本への同化を暗黙の前提としてきたと批判。古代にあっては渡来人とは別個に、まず天智・天武の時代に日本型中華思想による世界観の中で、百済・高句麗の遺民として帰化人として位置づけられ、平安期には更に渡来商人が帰化人と位置づけられるようになったと論ずる。著者は更に尊王攘夷論や内地雑居論にまで話を広げるが、それには日本型中華思想の展開を追うことが必要になるだろう。 …続きを読む
    さとうしん
    2019年02月25日
    15人がナイス!しています
  • 安彦さんの「天の血脈」を読んで以来、日本と大陸・半島の間をどのように人が行き来してきたのかを、一度ちゃんと俯瞰してみたいと考えるようになった。本書によれば、身分の低い百済系の母を持った桓武が、コンプレ 安彦さんの「天の血脈」を読んで以来、日本と大陸・半島の間をどのように人が行き来してきたのかを、一度ちゃんと俯瞰してみたいと考えるようになった。本書によれば、身分の低い百済系の母を持った桓武が、コンプレックス克服のために打ち立てた日本型中華思想(字面だけみると意味がわかんないね。。)が、やがて尊皇攘夷へとつながっていく。そして、それらの思想が現実とおりあわずに破綻した時の対処方法は、残念なことに1000年以上たってもほとんど変わらなかった。。 …続きを読む
    月をみるもの
    2019年06月16日
    14人がナイス!しています
  • こんなに昔のことをよくまとめたものだ こんなに昔のことをよくまとめたものだ
    Masataka Sakai
    2019年04月10日
    1人がナイス!しています

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