声も出せずに死んだんだ

第37回横溝正史ミステリ大賞<奨励賞>

声も出せずに死んだんだ

試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

label
  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2017年11月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
256
ISBN:
9784041061831
label

第37回横溝正史ミステリ大賞<奨励賞>

声も出せずに死んだんだ

  • 著者 長谷川 也
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2017年11月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
256
ISBN:
9784041061831

第37回横溝正史ミステリ大賞<奨励賞>受賞作!

思い知らせてやるんだ。ここに悲劇があったことを――。


レオナと呼ばれる少女が「殺された」。
その少女は生身の人間ではなく架空のキャラクターだったが、ほんの数ヶ月前まで、レオナは彼のすべてだった。
だが突然、レオナは「殺されて」しまったのだ。

彼女の死を嘲笑った世間を戦慄させるため、そしてレオナを蘇らせるため、吉永千裕は計画を練り始める。
犯行声明を動画配信サイトにアップロードし、ネットで知り合った星来(セイラ)を呼び出し誘拐を実行した千裕だったが、星来からの提案で、ある「勝負」を受けることになる。
それからふたりの、奇妙な旅がはじまった――。

千裕はいったい何を目論んでいるのか? 旅するふたりの「勝負」の行方は?
驚きと切なさに満ちたラストが胸を抉る青春ミステリ!
第37回横溝正史ミステリ大賞<奨励賞>受賞作。
思い知らせてやるんだ。ここに悲劇があったことを――。


レオナと呼ばれる少女が「殺された」。
その少女は生身の人間ではなく架空のキャラクターだったが、ほんの数ヶ月前まで、レオナは彼のすべてだった。
だが突然、レオナは「殺されて」しまったのだ。

彼女の死を嘲笑った世間を戦慄させるため、そしてレオナを蘇らせるため、吉永千裕は計画を練り始める。
犯行声明を動画配信サイトにアップロードし、ネットで知り合った星来(セイラ)を呼び出し誘拐を実行した千裕だったが、星来からの提案で、ある「勝負」を受けることになる。
それからふたりの、奇妙な旅がはじまった――。

千裕はいったい何を目論んでいるのか? 旅するふたりの「勝負」の行方は?
驚きと切なさに満ちたラストが胸を抉る青春ミステリ!
第37回横溝正史ミステリ大賞<奨励賞>受賞作。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「声も出せずに死んだんだ」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • KindleUnlimitedにて。「殺された」二次元の少女を蘇らせようと足掻く少年と、その目的のために誘拐された元キャバ嬢の珍道中による青春ミステリー。二次元キャラにとっての「殺された」「蘇らせる」とは?率直に言うとミ KindleUnlimitedにて。「殺された」二次元の少女を蘇らせようと足掻く少年と、その目的のために誘拐された元キャバ嬢の珍道中による青春ミステリー。二次元キャラにとっての「殺された」「蘇らせる」とは?率直に言うとミステリーとしては弱かったかなと感じましたが、スラスラ読める文体とサクサク進む展開は好みでした。一つのコンテンツの終わりとそれに没頭した少年の孤独と葛藤、デジタルコンテンツの氾濫する現在では世界のどこかで有り得る話なのかと思ったり。 …続きを読む
    オフィーリア
    2022年03月10日
    54人がナイス!しています
  • ほんの数ヶ月前まで千裕の全てだったレオナ。突然殺された彼女の死を嘲笑う世間を戦慄させるため、そしてレオナを蘇らせるため計画を練り始める青春ミステリ。架空のキャラクター・レオナを軸に、アニメ化を目標に盛 ほんの数ヶ月前まで千裕の全てだったレオナ。突然殺された彼女の死を嘲笑う世間を戦慄させるため、そしてレオナを蘇らせるため計画を練り始める青春ミステリ。架空のキャラクター・レオナを軸に、アニメ化を目標に盛り上げてきた「レオナ・プロジェクト」の突然の終焉。計画の過程で知り合い共に旅することになった星来が提案したとある勝負。明らかになってゆく事情や、理解されず悲壮な決意を固める千裕と自らも苦い過去を持つ星来のやりとりは印象的で、その辺りを最終的にもう少しうまく昇華させられればもっと良かったですかね。次回作に期待。 …続きを読む
    よっち
    2017年12月13日
    38人がナイス!しています
  • タイトルがとてもいい。読みやすく一気に読んだのだが、何というか物足りない感じで終わってしまった。期待しすぎてしまった分、残念。 タイトルがとてもいい。読みやすく一気に読んだのだが、何というか物足りない感じで終わってしまった。期待しすぎてしまった分、残念。
    m.i.k.o.t.o
    2019年08月30日
    32人がナイス!しています

powered by 読書メーター

最近チェックした商品