- 著者 井上 尚登
- 発売日:
- 2017年12月21日
- 商品形態:
- 電子書籍
ポーツマスの贋作
- 著者 井上 尚登
- 発売日:
- 2017年12月21日
- 商品形態:
- 電子書籍
ポーツマス講和会議の裏、一枚の贋作が歴史を変えた。歴史美術ミステリ!
日露戦争の行く末を決める講和会議。小村寿太郎はロシア全権ウィッテを相手に、戦略を練りあぐねていた。米国世論をロシアから切り離すのには、様々な工作が必要だった。そんな折、ユダヤ系の富豪ジョエルが崖から転落したとの連絡が。日本と親密な関係を持つ富豪の事故。ジョエルの別荘からは、北斎の贋作が発見される。その頃、パリで北斎の贋作を描いた日本人画家・塩田龍次郎は、呆然としていた。個展を前に絵が奪われたばかりか、何者かに追われる羽目に陥ったのだ―。
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「ポーツマスの贋作」感想・レビュー
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★★★☆☆_「きゃぷ衛門とゆく時の旅フェア」【西暦1905年明治時代─ポーツマス講和会議編】日露戦争の終着点、ポーツマス条約。「戦争に勝った」と言い張る日本と、「戦争に負けてない」と言い張るロシア。両 …続きを読む2018年04月20日38人がナイス!しています
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もう少しスパイ合戦っぽく、アクションやカタルシスとか期待してたけど、美術ミステリーの方が近いかな。パリ編は結構良かったけど、龍二郎、そのハニートラップはすぐ気付こうよと思った。随所の罠がわかりやすすぎ …続きを読む2018年12月19日3人がナイス!しています
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日露戦争後のポーツマス条約締結交渉の裏で繰り広げられる情報戦。なるほど興味は惹かれる。ただ、だまし合いが類型的で、肝心の暗号解読が具体性に乏しくてあまりに恣意的。ちょっと残念。2018年02月01日1人がナイス!しています