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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2017年08月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
256
ISBN:
9784041026335

虹色の童話

  • 著者 宇佐美まこと
  • 定価: 円(本体円+税)
発売日:
2017年08月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
256
ISBN:
9784041026335

推理作家協会賞受賞作家が贈る、イヤミス×本当は怖い童話!

民生委員の千加子は、「レインボーハイツ」をたびたび訪れる。その名が虚しく響く、くすんだ灰色のマンション。そこに住む、なかば育児放棄された5歳児・瑠衣を世話するためだ。他の住人たちも生活に倦み疲れ、暗い陰をまとっていたが、やがて必然のように不幸が打ち続く。その裏にちらつく小さな影は一体……日常にじわりと滲み出す闇を生々しく描く、長編ホラーミステリー。解説:千街晶之
  • ニコニコカドカワ祭り2021
    ニコニコカドカワ祭り2021

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「虹色の童話」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 夫と死別し姑の介護をする女性が主人公。資産があり息子も独立し安定した生活を送る。そんな彼女が民生委員として、地域の福祉活動を行うなかで起こる事件の物語。本書解説は日常の「魔」「狂気」と評するがしっくり 夫と死別し姑の介護をする女性が主人公。資産があり息子も独立し安定した生活を送る。そんな彼女が民生委員として、地域の福祉活動を行うなかで起こる事件の物語。本書解説は日常の「魔」「狂気」と評するがしっくりこない。個人の意識のなかで先鋭化されただけの利己ではないだろうか。そして、人間社会の最小単位とされる家族がその利己を抑制していることを表現しているのだろうか。自己のなかでは利他が利己を越えることができないのだろうかと思惟した。中盤からの豹変の描写には引き込まれた。童話や伝説に人間社会の智恵があることも再認識。 …続きを読む
    ろくせい
    2019年06月18日
    211人がナイス!しています
  • 宇佐美さん初期の中編は、DV・リストラ・義母娘関係・育児ノイローゼなどを登場人物たちに背負わせて「嫌ホラー」とでも言えそうな陰鬱な雰囲気にゾッとさせられた。初期のグリム童話にある残酷性を紹介しつつ物語 宇佐美さん初期の中編は、DV・リストラ・義母娘関係・育児ノイローゼなどを登場人物たちに背負わせて「嫌ホラー」とでも言えそうな陰鬱な雰囲気にゾッとさせられた。初期のグリム童話にある残酷性を紹介しつつ物語に絡めているのが面白いし、誰もが持っていそうな闇を描いているので、恐怖は身近にあると思わされる。ホラーゆえに釈然としない部分や強引に結び付けていると感じる部分も散見するが、短い章建てでテンポが好いので大して気にならないで済んだ。夢に見るほど怖い訳ではなかったが、気軽にホラーを楽しむには丁度良い作品だと思う。 …続きを読む
    しんたろー
    2018年10月18日
    196人がナイス!しています
  • いやはや、ラストでゾクッとするのと同時に、思わず数回「あぁ!それか!」と嘆息してお見事!レインボーハイツとは名ばかりの朽ち果てたマンションの住民の日常とグリム童話の融合、それまさしく『虹色の童話』。序 いやはや、ラストでゾクッとするのと同時に、思わず数回「あぁ!それか!」と嘆息してお見事!レインボーハイツとは名ばかりの朽ち果てたマンションの住民の日常とグリム童話の融合、それまさしく『虹色の童話』。序盤から目にするのは夫のDVや妻の不倫、継母と娘の厭悪など、ありふれた事柄ながらも気は滅入るばかり…そんな面々に次々と降りかかる殺人模様、そこにはいつも5才児の影が…各世帯に関わる民生委員の目線を中心に、短めな場面転換で描く章構成は一気読み必至!グリム童話に疎く、途中で元ネタと結びつかない自分が残念だったかな… …続きを読む
    nobby
    2018年09月22日
    164人がナイス!しています

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