- 著者 堀川 アサコ
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2017年09月01日
- 判型:
- 四六判
- ページ数:
- 264
- ISBN:
- 9784041055724
オリンピックがやってきた 1964年北国の家族の物語
- 著者 堀川 アサコ
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2017年09月01日
- 判型:
- 四六判
- ページ数:
- 264
- ISBN:
- 9784041055724
1964年東京五輪開催の年、青森にとてもやさしい家族がいました
1964──昭和39年。東京五輪開催を控え日本中が沸く頃、青森のある町にて。田舎では戦争の影がかすかに残る。でも七人家族の前田家は今日も元気。小学生の民子の日常はきらきらしている。待望のカラーテレビに興奮し、学校では「ひょっこりひょうたん島」の話に夢中。まだすべての人が豊かでなく、悲しいこともたくさんある。でも皆が東京五輪を待ち望んでいたあの日、心には希望があった。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「オリンピックがやってきた 1964年北国の家族の物語」感想・レビュー
-
オリンピックに大騒ぎする物語かと思ったら、1964年青森の家族とご近所さんたちのほのぼのした物語、西洋館に住むロシア人の正体不明の奥様と住み込みのトキさん、祖父母、警察官の父と母、役所に勤める叔父さん、小 …続きを読む2017年10月26日101人がナイス!しています
-
昭和39年の東京オリンピックを目前に控えた青森。洋館に住むロシア人の奥様と女中のトキ、そして近所の前田家の面々を中心とした連作短編集。成長期にはあったが貧しさも残っていたが今と変わらぬ嫁姑問題、小学校で …続きを読む2020年11月12日99人がナイス!しています
-
1964年の青森。ある家族を中心に、北国の小さな町に暮らす人たちの悲喜こもごもをペーソスたっぷりに描きます。明るいタッチですが、思ったより切なくて悲しい人生模様。時には過酷で読むのがつらいものも。それでも …続きを読む2017年09月28日72人がナイス!しています