日本の新宗教

日本の新宗教

試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

購入する
試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2017年09月22日
判型:
四六判
ページ数:
312
ISBN:
9784041052525
label

日本の新宗教

  • 著 島田 裕巳
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2017年09月22日
判型:
四六判
ページ数:
312
ISBN:
9784041052525

民衆は何を信じてきたのか。近代社会を揺るがした新宗教の全貌に迫る。

幕末・明治維新期、国の形が大きく変わるなか、それまでの伝統宗教とは違う天理教、大本など新宗教が誕生した。以降も、戦争や高度経済成長の過程で、個人の悩みと寄り添うことの希薄な既存宗教のすき間を埋めるように、神道系・仏教系ともに多くの教団が生まれた。民衆は何を信じてきたのか。戦前の新宗教に大きな影響を与えた国家神道から戦後のカルト的な教団まで、近代社会を揺るがした日本の新宗教の全貌に迫る。

第一章 新宗教としての国家神道
第二章 神憑りから生まれた草創期の新宗教
第三章 天理教の誕生と拡大
第四章 大本、生長の家、ひとのみち教団
第五章 日蓮主義と弾圧された新宗教
第六章 創価学会と戦後の新宗教
第七章 新新宗教の終末論
幕末・明治維新期、国の形が大きく変わるなか、それまでの伝統宗教とは違う天理教、大本など新宗教が誕生した。以降も、戦争や高度経済成長の過程で、個人の悩みと寄り添うことの希薄な既存宗教のすき間を埋めるように、神道系・仏教系ともに多くの教団が生まれた。民衆は何を信じてきたのか。戦前の新宗教に大きな影響を与えた国家神道から戦後のカルト的な教団まで、近代社会を揺るがした日本の新宗教の全貌に迫る。

第一章 新宗教としての国家神道
第二章 神憑りから生まれた草創期の新宗教
第三章 天理教の誕生と拡大
第四章 大本、生長の家、ひとのみち教団
第五章 日蓮主義と弾圧された新宗教
第六章 創価学会と戦後の新宗教
第七章 新新宗教の終末論

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

  • ニコニコカドカワ祭り2025

もくじ

第一章 新宗教としての国家神道
第二章 神憑りから生まれた草創期の新宗教
第三章 天理教の誕生と拡大
第四章 大本、生長の家、ひとのみち教団
第五章 日蓮主義と弾圧された新宗教
第六章 創価学会と戦後の新宗教
第七章 新新宗教の終末論

「日本の新宗教」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 普段あまり新書・選書というものを読まないので、まず作者の知識の深さと広さに驚く。「鰯の頭も信心から」と言う通り、天照大神からタマちゃんまで日本の信仰対象の幅広いことよ。様々な宗教の開祖に女性が多いこと 普段あまり新書・選書というものを読まないので、まず作者の知識の深さと広さに驚く。「鰯の頭も信心から」と言う通り、天照大神からタマちゃんまで日本の信仰対象の幅広いことよ。様々な宗教の開祖に女性が多いことも興味深く、それが日本の女性の地位向上にも少なからず影響している気がする。高橋和巳や深沢七郎の名前も出てくる天照皇大神宮教と、ライフスペースのあの事件はやはり印象的!読めてよかった。面白かったです。 …続きを読む
    アマニョッキ
    2018年08月25日
    50人がナイス!しています
  • 「戦前における天皇は神であった。その証拠は初代天皇である神武天皇が、天照大神の系譜に連なるところに求められていた。ただ、神武天皇は天照大神の血を受け継いでいるわけではない。なにしろ、天照大神がその弟と 「戦前における天皇は神であった。その証拠は初代天皇である神武天皇が、天照大神の系譜に連なるところに求められていた。ただ、神武天皇は天照大神の血を受け継いでいるわけではない。なにしろ、天照大神がその弟とされる須佐之命と「誓約うけい」を行ったとき、神武天皇の4代前にあたる正勝吾勝勝速日天忍穂耳命マサカツアカツカチハヤヒアメノホミミカミは須佐男之命が天照大神から勾玉を受け取り、勾玉を噛み砕いて吹き出した息の霧から生まれたとされているからである。」国家神道体制も明治維新伊藤博文のデザインの新宗教と言うのが眼か鱗。 …続きを読む
    funuu
    2018年02月11日
    15人がナイス!しています
  • 「邪宗門」をよんで大本に興味を持ち、奈良を訪れた時には天理教が地元に持つ影響力の大きさに驚いた。そして、この本を通じて、PL 教団がかつては国から厳しく弾圧された「ひとのみち」教団であり、創価学会がどう 「邪宗門」をよんで大本に興味を持ち、奈良を訪れた時には天理教が地元に持つ影響力の大きさに驚いた。そして、この本を通じて、PL 教団がかつては国から厳しく弾圧された「ひとのみち」教団であり、創価学会がどうやって今の規模に成長してきたのかを知る。統一教会にせよ日本会議にせよ、自分たちの信仰を政治を通じて広め、その影響力を拡大しようとしている以上、もはや座視してるわけにはいかない。 …続きを読む
    月をみるもの
    2022年10月28日
    14人がナイス!しています

powered by 読書メーター

この著者の商品

最近チェックした商品