- 著者 林 望
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2016年02月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 336
- ISBN:
- 9784044000851
能の読みかた
- 著者 林 望
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2016年02月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 336
- ISBN:
- 9784044000851
中世の感受性と想像力に立ち会える。ドラマティックな能解説。
能の舞台は「この世」ではない。謡曲の形で書き留められた情報は、いわば骨格にすぎない。それをどう肉付けして見せるかは、役者の「解釈」次第。その自由闊達さが能という芸能の生命である――。古典や民俗学に通じた著者ならではの「読みかた」は、中世の感受性を無理なく現代によみがえらせ、能初心者でも十分楽しめる。85もの能の演目が、生き生きと洒脱な文章で描きだされ、典雅な能の世界へいつのまにか引き込まれる。
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
もくじ
能舞台の意味
あ行
葵上 (あおいのうえ) 阿漕 (あこぎ)
安達原 (あだちがはら) 敦盛 (あつもり) 海士 (あま) 一角仙人 (いっかくせんにん)
井筒 (いづつ) 鵜飼 (うかい) 歌占 (うたうら)
江口 (えぐち) 絵馬(えま) 老松 (おいまつ)
翁 おきな 小塩 おじお
か行
杜若 (かきつばた) 花月 (かげつ )
春日龍神 (かすがりゅうじん) 葛城 (かつらぎ) 鉄輪 (かなわ) 邯鄲 (かんたん) 菊慈童 (きくじどう )
清経 「恋の音取」(きよつね「こいのねとり」) 熊坂 (くまさか) 車僧(くるまぞう )源氏供養 (げんじくよう)
玄象(げんじょう) 恋重荷 (こいのおもに) 項羽 (こうう) 小鍛冶 (こかじ) 胡蝶 (こちょう )
さ行
西行桜 (さいぎょうざくら) 志賀 (しが)
七騎落 (しちきおち) 石橋( しゃっきょう)
舎利 (しゃり 俊寛 (しゅんかん) 猩々乱 (しょうじょうみだれ 正尊 (しょうぞん)
隅田川 (すみだがわ) 善 界 (ぜがい) 千手 (せんじゅ) 草子洗小町 (そうしあらいこまち)
た行(
大瓶猩々 (たいへいしょうじょう ) 高砂 たかさご) 忠度 (ただのり ) 龍田 (たつた ) 玉井 (たまのい)
田村 (たむら) 鶴亀 (つるかめ) 天鼓 (てんこ)
道成寺 (どうじょうじ 唐船(とうせん 東北 (とうぼく 巴 (ともえ
な行
錦木 (にしきぎ) 鵺 (ぬえ)
野宮 (ののみや) 野守 (のもり)
は行
羽衣 (はごろも) 半蔀 ( はじとみ)
橋弁慶 (はしべんけい) 鉢木 (はちのき) 花筐 (はながたみ)班女 (はんじょ) 藤 (ふじ) 富士太鼓 (ふじだいこ)
藤戸 (ふじと) 船弁慶 (ふなべんけい) 放下僧( ほうかぞう)
ま行
巻絹 (まきぎぬ) 松風 (まつかぜ) 三井寺 (みいでら) 通盛 (みちもり 三輪 (みわ) 望月 (もちづき)
求塚 (もとめづか) 紅葉狩 (もみじがり)
や行
夕顔(ゆうがお) 遊行柳 (ゆぎょうやなぎ) 熊野( ゆや) 養老(ようろう)
吉野天人 (よしのてんにん ) 頼政 (よりまさ) 弱法師 (よろぼし)
ら行
籠太鼓
書後に
中世の感受性と想像力に立ち会える 丸谷才一
あ行
葵上 (あおいのうえ) 阿漕 (あこぎ)
安達原 (あだちがはら) 敦盛 (あつもり) 海士 (あま) 一角仙人 (いっかくせんにん)
井筒 (いづつ) 鵜飼 (うかい) 歌占 (うたうら)
江口 (えぐち) 絵馬(えま) 老松 (おいまつ)
翁 おきな 小塩 おじお
か行
杜若 (かきつばた) 花月 (かげつ )
春日龍神 (かすがりゅうじん) 葛城 (かつらぎ) 鉄輪 (かなわ) 邯鄲 (かんたん) 菊慈童 (きくじどう )
清経 「恋の音取」(きよつね「こいのねとり」) 熊坂 (くまさか) 車僧(くるまぞう )源氏供養 (げんじくよう)
玄象(げんじょう) 恋重荷 (こいのおもに) 項羽 (こうう) 小鍛冶 (こかじ) 胡蝶 (こちょう )
さ行
西行桜 (さいぎょうざくら) 志賀 (しが)
七騎落 (しちきおち) 石橋( しゃっきょう)
舎利 (しゃり 俊寛 (しゅんかん) 猩々乱 (しょうじょうみだれ 正尊 (しょうぞん)
隅田川 (すみだがわ) 善 界 (ぜがい) 千手 (せんじゅ) 草子洗小町 (そうしあらいこまち)
た行(
大瓶猩々 (たいへいしょうじょう ) 高砂 たかさご) 忠度 (ただのり ) 龍田 (たつた ) 玉井 (たまのい)
田村 (たむら) 鶴亀 (つるかめ) 天鼓 (てんこ)
道成寺 (どうじょうじ 唐船(とうせん 東北 (とうぼく 巴 (ともえ
な行
錦木 (にしきぎ) 鵺 (ぬえ)
野宮 (ののみや) 野守 (のもり)
は行
羽衣 (はごろも) 半蔀 ( はじとみ)
橋弁慶 (はしべんけい) 鉢木 (はちのき) 花筐 (はながたみ)班女 (はんじょ) 藤 (ふじ) 富士太鼓 (ふじだいこ)
藤戸 (ふじと) 船弁慶 (ふなべんけい) 放下僧( ほうかぞう)
ま行
巻絹 (まきぎぬ) 松風 (まつかぜ) 三井寺 (みいでら) 通盛 (みちもり 三輪 (みわ) 望月 (もちづき)
求塚 (もとめづか) 紅葉狩 (もみじがり)
や行
夕顔(ゆうがお) 遊行柳 (ゆぎょうやなぎ) 熊野( ゆや) 養老(ようろう)
吉野天人 (よしのてんにん ) 頼政 (よりまさ) 弱法師 (よろぼし)
ら行
籠太鼓
書後に
中世の感受性と想像力に立ち会える 丸谷才一
「能の読みかた」感想・レビュー
-
漫画でみる能100番をもっているが リンボウ先生の解説とあれば読まねばね2017年06月10日24人がナイス!しています
-
042-20.能については眠れないときにYoutubeでみるとよく寝付けるなぁぐらいの関わり方だったのですが、作者による演目の解説をもとに、日本の世界観が集約されている芸能だというの伝えてくれる内容でした。例えば、 …続きを読む2020年05月28日11人がナイス!しています
-
能の各劇における注目すべき点を教えてくれるガイド本、みたいな感じだろうか。著者の説明を聞くと、たしかに面白そうに思えた。だからちょっと能の動画をYoutubeで見たりもしたけれど、結局なに言ってるかほぼわか …続きを読む2021年01月23日8人がナイス!しています