- 著者 竹内 整一
- 定価: 円(本体 円+税)
- 発売日:
- 2015年12月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 288
- ISBN:
- 9784044000028
ありてなければ 「無常」の日本精神史
- 著者 竹内 整一
- 定価: 円(本体 円+税)
- 発売日:
- 2015年12月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 288
- ISBN:
- 9784044000028
「無」と「有」のあわいに 私たちは生きている。
「世の中は夢か現か現とも夢とも知らずありてなければ」(古今和歌集)。いま、たしかに「ある」が、それは同時に、いつか「なくなる」、あるいはもともとは「なかった」ーー。夢と現のあわいに生きる我々は、そのみずからの「はかなさ」にどう向き合い、超えていくのか。「はかなさ」を巡る、無常の精神史をたどる。平凡社刊『「はかなさ」と日本人』に大幅加筆。
トピックス
メディアミックス情報
NEWS
「ありてなければ 「無常」の日本精神史」感想・レビュー
-
「遠い遠い祖先からの遺伝的記憶」とされる「無常」。生きている今を夢と感じ、そしてどうする?「夢の外へ」向かうのは「欣求浄土」、「夢の内」に留まる、というかのめりこめば、「一期は夢よただ狂え(閑吟集)」 …続きを読む2019年12月19日8人がナイス!しています
-
日頃から無常、もののあはれといったワードに関心を持っており、更に理解を深めようと思い手に取った。 和歌や能などを古典を引いて、日本人の無常観を説明している。 自分が気になっていたことを掘り下げて考える …続きを読む2016年08月25日1人がナイス!しています
-
[自分メモ]以前、和歌における夢の意味を研究していた身としては、すごく目新しいことはないけれど、多ジャンルに渡ってもすっきりきれいにまとめてくれたという印象。2016年07月08日1人がナイス!しています