ブラックホールをのぞいてみたら

ブラックホールをのぞいてみたら

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2017年07月28日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
256
ISBN:
9784041061848

ブラックホールをのぞいてみたら

  • 著者 大須賀 健
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2017年07月28日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
256
ISBN:
9784041061848

本当にあるの? 吸い込まれたらどうなる? 不思議に満ちた天体を大解剖!

光さえも吸い込み、真に黒いブラックホール。そもそもなぜできるの? 宇宙を吸い込みつくしたら? この不思議な天体を多くのイラストを使いながらやさしく紹介。しかも数式はゼロ! 宇宙の魅力に酔いしれよう 光さえも吸い込み、真に黒いブラックホール。そもそもなぜできるの? 宇宙を吸い込みつくしたら? この不思議な天体を多くのイラストを使いながらやさしく紹介。しかも数式はゼロ! 宇宙の魅力に酔いしれよう

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

第1章 ブラックホールってなんだろう
 ブラックホールに地面はない
 ブラックホールが黒いわけ
 ブラックホールの黒は本当の黒
 事象の地平面は一方通行
 事象の地平面の外も危険
 特異点の謎
 ブラックホールの作り方
 まとめ
 事象の地平面をもっと理解しよう
 ブラックホールで時間が止まる
 宇宙船が事象の地平面で止まる?
 ブラックホールとタイムマシン

第2章 アインシュタインは何をしたの?
 アインシュタインの功績
 一般相対性理論の予言する空間のゆがみ
 空間のゆがみと重力の関係
 正しいのはどっち?
 一般相対性理論とブラックホール
 色のズレと時間の遅れ
 重力波ってなに?
 アインシュタインの間違い

第3章 ブラックホールは本当にあるの?
 ブラックホールは山ほど見つかっている!
 ブラックホールの予言
 チャンドラセカールの大活躍
 理論物理学がブラックホールを認める
 ブラックホールの発見
 今世紀のブラックホール天文学

第4章 光り輝くブラックホール?
 ブラックホールを取り巻くガス円盤
 ガスに吸い込まれるには摩擦が必要
 ガス円盤が輝く秘密
 ガス円盤はどれほど明るいのか?
 ブラックホールはいつでも明るいわけではない
 謎の天体クェーサー
 クェーサーの正体
 ブラックホールを見る

第5章 大質量ブラックホールはどうやってきたの?
 大質量ブラックホールの急速成長問題
 エディントン限界
 エディントン限界とブラックホールの成長の関係
 エディントン限界を突破して
 ブラックホールの合体と超大質量星の崩壊
 大質量ブラックホールと銀河の美しすぎる関係
 ブラックホールによる星形成への影響
 ブラックホール ジェット
 大質量ブラックホールの謎に挑む

第6章 宇宙の未来はブラックホールだらけ?
 ブラックホールだらけの宇宙
 ホーキング放射とブラックホールの消滅
 宇宙の死

「ブラックホールをのぞいてみたら」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • あんまり考えたことなかったブラックホール。光も脱出できないほどの強い重力。前半はゴム膜が重力の喩えに頻繁に登場。わかりやすい。ブラックホールってこういうことだったんだ。後半は相互にリンクしててまた読み あんまり考えたことなかったブラックホール。光も脱出できないほどの強い重力。前半はゴム膜が重力の喩えに頻繁に登場。わかりやすい。ブラックホールってこういうことだったんだ。後半は相互にリンクしててまた読み返さないとちょっとわかんないかな。一章、二章だけでも読む価値ありの楽しい本です。 …続きを読む
    2022年08月31日
    37人がナイス!しています
  • ★★★☆☆ 題名に惹かれて手に取った.2017年7月28日発行の本だから最近のブラックホールの写真などは載っていない.ただ,身近なもので説明していて,とても分かりやすい. 次のページをめくりたくなる訳ではない. ★★★☆☆ 題名に惹かれて手に取った.2017年7月28日発行の本だから最近のブラックホールの写真などは載っていない.ただ,身近なもので説明していて,とても分かりやすい. 次のページをめくりたくなる訳ではない.
    Rubik's
    2019年05月06日
    26人がナイス!しています
  • ブラックホールに関わるありとあらゆることを、素人にもわかりやすい例を用いて説明してくれている。専門的すぎず、簡単すぎず、ちょうどいい本だと思った。ブラックホールの基礎的な知識をつけたい人にオススメの一 ブラックホールに関わるありとあらゆることを、素人にもわかりやすい例を用いて説明してくれている。専門的すぎず、簡単すぎず、ちょうどいい本だと思った。ブラックホールの基礎的な知識をつけたい人にオススメの一冊。(初版2017年) …続きを読む
    マグカップ
    2022年05月14日
    25人がナイス!しています

powered by 読書メーター

著者紹介

大須賀 健(おおすが けん)

1973年秋田県生まれ。筑波大学計算科学研究センター教授。専門は超巨大ブラックホール形成論など。
著書に『ブラックホールをのぞいてみたら』(KADOKAWA)ほか。

この著者の商品

最近チェックした商品