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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2013年10月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
352
ISBN:
9784041010440

押絵の奇蹟

  • 著者 夢野 久作
  • イラスト 米倉 斎加年
  • 定価: 円(本体円+税)
発売日:
2013年10月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
352
ISBN:
9784041010440

江戸川乱歩が激賞した表題作をはじめ、中篇3篇を収録。

明治30年代、美貌のピアニスト・井ノ口トシ子が演奏中倒れる。死を悟った彼女が綴る手紙には出生の秘密が……。(「押絵の奇跡」)江戸川乱歩に激賞された表題作の他「氷の涯」「あやかしの鼓」を収録。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

メディアミックス情報

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「押絵の奇蹟」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 作者が嬉々として幾重にも張り巡らせた美しい罠にかかってはいけない。それでは微細な糸の隙間を潜り抜けた先にある真相、そのもっとも甘美な夢を見逃すことになってしまう。なぜ母は八犬伝の押絵に執拗にこだわった 作者が嬉々として幾重にも張り巡らせた美しい罠にかかってはいけない。それでは微細な糸の隙間を潜り抜けた先にある真相、そのもっとも甘美な夢を見逃すことになってしまう。なぜ母は八犬伝の押絵に執拗にこだわったのか。トシ子の存在自体と不義という言葉の意味、ここにすべての謎が集約されている。トシ子が図書館に通い詰めたのは、この手紙を遺書として完成させるために、すでに知っていた真実を隠蔽する口実を探していたにすぎないと思う。それにしてもこの奇妙な滑稽さの本質はどこにあるのだろう?始終笑いながら読んだことを告白しておく。 …続きを読む
    A_kiriko
    2021年10月16日
    66人がナイス!しています
  • お目当ての本を発売日に買いに行ったときに見つけてちくま文庫の全集で読んでいたのに買っちゃいました^^;『氷の涯』はヘたれで自堕落だけど妙に肝が据わっている主人公が状況にあれやこれやと流されてしまう状況 お目当ての本を発売日に買いに行ったときに見つけてちくま文庫の全集で読んでいたのに買っちゃいました^^;『氷の涯』はヘたれで自堕落だけど妙に肝が据わっている主人公が状況にあれやこれやと流されてしまう状況がなぜか笑えてくる不思議さがあります。『あやかしの鼓』は人を破滅させる鼓を主軸に、妙に艶めかしい要素が絡み合うミステリアスな雰囲気がたまりません。そして表題作や『瓶詰地獄』、『ドグラ・マグラ』といいやっぱり、夢野久作は妹フェチなんだという認識が脳内を離れない・・・。 …続きを読む
    藤月はな(灯れ松明の火)
    2013年11月09日
    59人がナイス!しています
  • どの作品も能筆で美しい。特に『押絵の奇蹟』が一番そうだ。妖しい雰囲気を醸し出しつつ、幻想的で静謐さ、そしてロマンさを醸し出し、読んでいてその匂いに酔ってしまいそうになった。ドグラマグラのうな心理遺伝や どの作品も能筆で美しい。特に『押絵の奇蹟』が一番そうだ。妖しい雰囲気を醸し出しつつ、幻想的で静謐さ、そしてロマンさを醸し出し、読んでいてその匂いに酔ってしまいそうになった。ドグラマグラのうな心理遺伝や、美しい女性、更にジワジワとくる読後感…ドグラマグラを読む前に、是非コレを読んで、そしてこの本が気に入ったなら、ドグラマグラを読んで欲しい。 …続きを読む
    多田幾多
    2014年01月25日
    32人がナイス!しています

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