• 幽霊が見えることが当たり前の社会で、体質的に幽霊を見ることができない昴。そんな彼と彼の写真を見て私を成仏させて欲しいと頼む留霊体の少女詩織の物語。詩織本人を見ることもできず、他人を通じてしか会話もでき 幽霊が見えることが当たり前の社会で、体質的に幽霊を見ることができない昴。そんな彼と彼の写真を見て私を成仏させて欲しいと頼む留霊体の少女詩織の物語。詩織本人を見ることもできず、他人を通じてしか会話もできない昴とのコミュニケーションはなかなかもどかしいものがありましたが、一緒に過ごした時間やすれ違いを経て、きちんと本人同士向き合ったことで、ようやく最後に交わした思い。写真を撮る、幽霊が見えない昴だからこそ、「忘れる」のでなく「思い出」として心に刻むことの意味を、詩織に提示することができたのではないでしょうか。 …続きを読む
  よっち

  2014年07月15日
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• 『小鳥遊（たかなし）』は創作物でよく見る名字であるけど、『月見里（やまなし）』はこの作品で初めて知りました。不勉強でした。この作品には『小鳥遊』と『月見里』が両方出ています。そして気になったので、両方 『小鳥遊（たかなし）』は創作物でよく見る名字であるけど、『月見里（やまなし）』はこの作品で初めて知りました。不勉強でした。この作品には『小鳥遊』と『月見里』が両方出ています。そして気になったので、両方とも意味を調べました。『小鳥遊』＝小鳥が遊べるのは鷹がいないから 『月見里』＝月が見える里には山がないなら なるほどと思いました。それにしても不勉強でした。 作品自体は幽霊が誰にでも視える世界という設定の中、主人公は視えないし、（霊覚異常）ヒロインは幽霊。大丈夫かなと思いきやそれなりにまとまっていました。 …続きを読む
  いーたん

  2014年12月02日
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• 誰もが幽霊が見えて話もできるのが当たり前の世の中。そんな中で幽霊が見えず話もできない霊覚異常の主人公のお話しです。お話し的には、この設定はかなり無理があったかなって残念な感じでした。でも、主人公を生ま 誰もが幽霊が見えて話もできるのが当たり前の世の中。そんな中で幽霊が見えず話もできない霊覚異常の主人公のお話しです。お話し的には、この設定はかなり無理があったかなって残念な感じでした。でも、主人公を生まれながらの身体障碍者や色覚異常者の方などに置き換えて読んでみると、ちょっと違った面白さと切なさ、彼らにとっての日常の普通とは･･･ってひどく考えさせられる作品でもありました。 …続きを読む
  シロうさぎ

  2014年10月24日
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