- 著者 仲町 六絵
- 発売日:
- 2013年05月30日
- 商品形態:
- 電子書籍
夜明けを知らずに ―天誅組余話―
- 著者 仲町 六絵
- 発売日:
- 2013年05月30日
- 商品形態:
- 電子書籍
幕末 ―― 激動の時代に、新時代の先駆けとなって散った志士たちがいた。
時は明治維新から遡ること五年、文久三年(1863年)八月。大和地方の十津川郷を、倒幕のため決起せんとする維新志士集団 『天誅組』 が訪れる。 十津川郷に住む少年・野崎雅楽は、兄であり天誅組の協力者である野崎主計、そして幕府により父を投獄され喪った少女・市乃とともに、戸惑いを感じながらもその行軍に同行することとなるのだが……。 新時代への理想にあふれた決起から、一転して逆賊とされ、幕府軍の討伐によって命を散らせることになった維新志士たち。その行く末を、彼らと道を共にした少年の成長とともに鮮やかな筆致で描きだす、新たなる歴史異聞譚。
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「夜明けを知らずに ―天誅組余話―」感想・レビュー
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さらりとした天誅組の本を読みたく手に取る!しかし総裁の吉村虎太郎ではなく野崎主計の弟が主人公。こちらを主人公とすることで討幕を掲げた天誅組を内からではく、間接的に見ているいう物語となっている。幕末に維 …続きを読む2015年02月01日70人がナイス!しています
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仲町六絵さんの2作目。十津川郷士の少年の視点から、幕末天誅組の騒動を描く。天誅組事件をきちっと扱った小説は初めてで興味深かった。吉村虎太郎が素晴らしく魅力的。主人公兄弟とそれに絡む梅田雲浜の娘もとても …続きを読む2012年05月31日14人がナイス!しています
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私の一番苦手な時代・・・。明治維新までのお話。坂本龍馬とか高杉晋作とか、そういう超有名人たちではなく、維新志士「天誅組」の史実をもとにしたお話。主人公野崎雅楽(うた)は創作ですが、兄の主計(かずえ)な …続きを読む2016年05月17日10人がナイス!しています