少女七竈と七人の可愛そうな大人 電子版
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発売日:
2013年08月30日
商品形態:
電子書籍

少女七竈と七人の可愛そうな大人

  • 著者 桜庭 一樹
発売日:
2013年08月30日
商品形態:
電子書籍

愛というには残酷で、青春というには痛々しい

「たいへん遺憾ながら、美しく生まれてしまった」川村七竈は、群がる男達を軽蔑し、鉄道模型と幼馴染みの雪風だけを友として孤高の青春を送っていた。だが、可愛そうな大人たちは彼女を放っておいてくれない。実父を名乗る東堂、芸能マネージャーの梅木、そして出奔を繰り返す母の優奈――誰もが七竈に、抱えきれない何かを置いてゆく。そんな中、雪風と七竈の間柄にも変化が――。雪の街旭川を舞台に繰り広げられる、痛切でやさしい愛の物語。

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「少女七竈と七人の可愛そうな大人」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 痛みを抱える少女を描かせたら第一級、桜庭一樹の真骨頂と言えそうな作品。ライトノベルから一般小説への移行期に書かれたこともあり、内容はもとより、作品自体の佇まいが、桜庭さんの作家としての少女期卒業とリン 痛みを抱える少女を描かせたら第一級、桜庭一樹の真骨頂と言えそうな作品。ライトノベルから一般小説への移行期に書かれたこともあり、内容はもとより、作品自体の佇まいが、桜庭さんの作家としての少女期卒業とリンクしているようにも思える。設定や人物造形はいかにもラノベ的。しかし、漂う叙情性や独特で効果的なオノマトペの使い方、構成の妙は読者層を問わない。精神的な親殺しを成就しない恋で包んだうつくしいうつくしい物語。刹那のきらめきに業が滲む作風は、心地よい重みを伴いつつ深い印象を残す。今に続く、この作家性の強さが嬉しい。 …続きを読む
    めろんラブ 
    2013年06月11日
    254人がナイス!しています
  • 桜庭初期代表3作の一つ。淫乱な母親から生まれた稀に見る美少女七竈は、自分と似た『かんばせ』(桜庭さんはよく使いますね)をもつ幼馴染の風雪だけを友達として、鉄道模型だけを愛している。放浪している母、母の 桜庭初期代表3作の一つ。淫乱な母親から生まれた稀に見る美少女七竈は、自分と似た『かんばせ』(桜庭さんはよく使いますね)をもつ幼馴染の風雪だけを友達として、鉄道模型だけを愛している。放浪している母、母の友達でもある風雪の母、昔母が関係をもった男達、そして七竈をスカウトにきた元アイドル等、七竈の周りの「可愛そうな」大人たちの中から、可愛そうな少女は、大学入学を機に風雪とも別れ東京へ旅立つ。七竈は東京で強く生きていくのか、美しさが邪魔をして可愛そうな大人となってしまうのだろうか。そういう余韻を残す作品だった。 …続きを読む
    hiro
    2011年11月10日
    230人がナイス!しています
  • 「たいへん遺憾ながら、美しく生まれてしまった。」たった一行で、この小説と桜庭さんの「とりこ」になりました!(笑) いんらんな母のせいで美しい「かんぱせ」と多くの悲しみを背負って生きる少女・七竈、唯一の 「たいへん遺憾ながら、美しく生まれてしまった。」たった一行で、この小説と桜庭さんの「とりこ」になりました!(笑) いんらんな母のせいで美しい「かんぱせ」と多くの悲しみを背負って生きる少女・七竈、唯一の友にして同じく美しい「かんばせ」を持つ少年・雪風、そして二人を取り巻く大人達と一匹の犬 独特の口語体に不思議ワールドへトリップでした!! <(^_^; …続きを読む
    射手座の天使あきちゃん
    2012年04月04日
    227人がナイス!しています

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