怪談実話系3 書き下ろし怪談文芸競作集

怪談実話系3 書き下ろし怪談文芸競作集

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2010年02月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ISBN:
9784840131995
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怪談実話系3 書き下ろし怪談文芸競作集

  • 著者 京極 夏彦
  • 著者 岩井 志麻子
  • 著者 林 譲治
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2010年02月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ISBN:
9784840131995

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「怪談実話系3 書き下ろし怪談文芸競作集」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 「幽」創刊5周年記念の怪談イベントの旅先で参加のプロ作家4人が当事者となって怪異に遭う冒頭の共作4編は出来過ぎとは思いますが、でも玄人の方々は幽霊を引き寄せるのでしょうね。4つの中では伊藤三巳華さんの 「幽」創刊5周年記念の怪談イベントの旅先で参加のプロ作家4人が当事者となって怪異に遭う冒頭の共作4編は出来過ぎとは思いますが、でも玄人の方々は幽霊を引き寄せるのでしょうね。4つの中では伊藤三巳華さんのギャグも入った心霊漫画が一番好きですね。『御利益』水沫流人:験担ぎに石碑に傷をつけた先輩が競馬で大負けの末に失踪する話。『夢幻魍魎』安曇潤平:登山に来た男が賽の河原に積み上げられたケルンをうっかり崩してしまう。やがて急に湧き出た濃い霧の中から頭のない登山者が現れ「その首、俺にくれよ」と叫びながら迫って来る。 …続きを読む
    夢追人009
    2020年06月28日
    140人がナイス!しています
  • 冒頭から4名の女性作家が同時に体験した怪異をそれぞれ書いているが、もちろん恐ろしいのだけど、ちょっとクドかった。巻末勝山海百合氏が「一方その頃岡部えつは、美容のため睡眠をとっていた」とまとめたのが何し 冒頭から4名の女性作家が同時に体験した怪異をそれぞれ書いているが、もちろん恐ろしいのだけど、ちょっとクドかった。巻末勝山海百合氏が「一方その頃岡部えつは、美容のため睡眠をとっていた」とまとめたのが何しろ秀悦だった!志麻子さんは今回も生きてる人間怖い系の「あの女」の話。京極さんは文芸調。安曇さんは不可解な山の話。因果応報的なのもいくつがありましたが、好みでないので割愛。 …続きを読む
    あたびー
    2022年03月24日
    31人がナイス!しています
  • なかなか豪華な執筆陣が集結してるこのシリーズも3作目、しばらく積んでたんで4作目が出版されちゃってるようなタイミングですがようやく読みました。今回は新機軸ってことで、同じ体験について4人の書き手がそれ なかなか豪華な執筆陣が集結してるこのシリーズも3作目、しばらく積んでたんで4作目が出版されちゃってるようなタイミングですがようやく読みました。今回は新機軸ってことで、同じ体験について4人の書き手がそれぞれに書いていて、怖さはないですがこういう試みも面白いな、と思いました。でも本シリーズはあくまで実話「系」、私は実話怪談の、「なぜ」っていう辺りを重視せず、出来事だけをぽんと提示されたときのぞぞっとくる感じが好きなので、その意味ではちょっと物足りないというか。『新耳袋』系統の怪談が、読みたいですねぇ。 …続きを読む
    MURAMASA
    2010年06月23日
    30人がナイス!しています

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