セレモニー黒真珠

セレモニー黒真珠

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2009年03月27日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ISBN:
9784840127417

セレモニー黒真珠

  • 著者 宮木 あや子
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2009年03月27日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ISBN:
9784840127417

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「セレモニー黒真珠」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • キャラ良し、構成良し、イラスト良しの三方良し(つる家?)この面白さにどハマりしました。今年これまで読んだ本の中で最も好みかも。物腰が異様に綺麗な元ブライダルコーディネーター笹島。これはアレジとしか読め キャラ良し、構成良し、イラスト良しの三方良し(つる家?)この面白さにどハマりしました。今年これまで読んだ本の中で最も好みかも。物腰が異様に綺麗な元ブライダルコーディネーター笹島。これはアレジとしか読めない元風俗嬢・妹尾愛麗子(アリス)霊が見えてしまうモテ系メガネ男子・木崎。安心と信頼のご葬儀「セレモニー黒真珠」の社員、三者三様に引きずる過去の恋としがらみ。『花宵道中』とギャップ有りすぎの能天気な書き出しに唖然。されどぐいぐい引き込まれる連作短篇形式。「はじめての」で〆る、面白うてやがて哀しき構成が→続く …続きを読む
    文庫フリーク@灯れ松明の火
    2012年03月06日
    238人がナイス!しています
  • お盆ですねぇ。この時期、亡き人に思いを馳せた方も多いのでは?さて、こちらは亡くなってすぐにお世話になるところ、つまり葬儀屋さんのお話。6編からなる連作短編集です。いずれもひとつの死とその葬儀を描いてい お盆ですねぇ。この時期、亡き人に思いを馳せた方も多いのでは?さて、こちらは亡くなってすぐにお世話になるところ、つまり葬儀屋さんのお話。6編からなる連作短編集です。いずれもひとつの死とその葬儀を描いているのですが、全然湿っぽくなくて、ポップな印象さえ残りました。吸引力大のエピソードと葬儀社社員の魅力的なキャラ設定(ツンデレの笹島さん、最高!)、テンポも良いのでどんどん読めちゃいます。うん、これは面白い!大切な人を喪った心の痛みを優しく優しく包んでくれる「セレモニー黒真珠」、素敵でした。装画・扉絵もイイ♪ …続きを読む
    めろんラブ 
    2010年08月15日
    234人がナイス!しています
  • 「・・人が死ぬのを待っているんです」妹尾が言う。派遣採用で「セレモニー黒真珠」で働く妹尾の悲しい過去とその秘密(~黒真珠)火葬場の煙突に恋い焦がれ葬儀屋に・・安心と信頼の葬儀「セレモニー黒真珠」で3年 「・・人が死ぬのを待っているんです」妹尾が言う。派遣採用で「セレモニー黒真珠」で働く妹尾の悲しい過去とその秘密(~黒真珠)火葬場の煙突に恋い焦がれ葬儀屋に・・安心と信頼の葬儀「セレモニー黒真珠」で3年、木崎は友人の祖母の葬儀を取り仕切るが、木崎には秘密があって・・(木崎の秘密)音信不通だった父の死を届いたはがきで知った妹尾。「あそこには霊魂がいない」と木崎が呟く。(主なき葬儀)「典夫さんどうしたの」5年前に別れた男からの電話。かつてブライダルサロンで活躍していた笹島の哀しい秘密(~白真珠)など短編連作。 …続きを読む
    たっくん
    2016年05月19日
    188人がナイス!しています

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