新耳袋 第九夜

新耳袋 第九夜

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2004年06月25日
ISBN:
9784840111133

新耳袋 第九夜

  • 著者 木原 浩勝
  • 著者 中山 市朗
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2004年06月25日
ISBN:
9784840111133

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「新耳袋 第九夜」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 現代百物語「新耳袋」の第九夜ですね。短くて切れがある素晴らしい読み易さでアッと言う間に読み終えてしまう私にとって至福の一冊でしたね。『托鉢僧』ユーモラスで大好きな一編。ある晩「申し訳ないが、一晩泊めて 現代百物語「新耳袋」の第九夜ですね。短くて切れがある素晴らしい読み易さでアッと言う間に読み終えてしまう私にとって至福の一冊でしたね。『托鉢僧』ユーモラスで大好きな一編。ある晩「申し訳ないが、一晩泊めていただけぬか」と旅のお坊さんが訪ねてきた。「うちは神社だぞ、神社に旅の坊主とは、どうも怪しいな」と神主を務める父が言った。食事を出し風呂を勧めると、お坊さんは長風呂で中々出て来ない。父が怪しんで風呂場をのぞくと何と一匹の大狸がのそりと坐って尾っぽを湯船の中にパチャンと入れては出し入れては出しを繰り返していた。 …続きを読む
    夢追人009
    2020年07月24日
    141人がナイス!しています
  • 阪神大震災で、芦屋方面に霧が出て、二本足で立って赤い着物を着た牛を見たって話……これどう考えてもくだんやがな!いや、作者はわかっててあえて触れなかったんだろうけど。あくまでも「聞き書き」の体裁をとるから 阪神大震災で、芦屋方面に霧が出て、二本足で立って赤い着物を着た牛を見たって話……これどう考えてもくだんやがな!いや、作者はわかっててあえて触れなかったんだろうけど。あくまでも「聞き書き」の体裁をとるからには、語った人が言わないことを、蛇足しないことは、まぁ大事だと思うけど、「くだんやーん!」て突っ込まずにはいられないっていう。あと「浮気しようとしたら、娘の幽霊が妻に告げ口してバレた」って話は、ある種の男性にはどんなホラーより怖いんじゃないかな、と思った。あとエレベーター怖い。 …続きを読む
    鷺@みんさー
    2018年02月05日
    38人がナイス!しています
  • メディアファクトリー版は装丁がすてき。 メディアファクトリー版は装丁がすてき。
    web-holic
    2008年09月13日
    5人がナイス!しています

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