孤宿の人(上)

孤宿の人(上)

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2005年06月13日
判型:
その他
商品形態:
単行本
ISBN:
9784404032577

孤宿の人(上)

  • 著者 宮部 みゆき
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2005年06月13日
判型:
その他
商品形態:
単行本
ISBN:
9784404032577

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「孤宿の人(上)」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 【再読】普段 再読はしない方なのだが、この作品は時折思い出すほど印象深く急に思い立って再び手に取った。自らを阿呆の「ほう」と覚え何一つ求めることなく定められた運命を受け入れていく姿が本当に愛おしい。ほ 【再読】普段 再読はしない方なのだが、この作品は時折思い出すほど印象深く急に思い立って再び手に取った。自らを阿呆の「ほう」と覚え何一つ求めることなく定められた運命を受け入れていく姿が本当に愛おしい。ほうが感じる全てを自分も一緒に感じている気になる。さぞ恐ろしいだろう、さぞや不安だろう…。皮肉にも理解できないことで、見たまま感じたままを腹に落としていくほう。受け入れねばならない不条理によって自らの心に怒りや怖れを生み、それによって苦しみ怯える大人たちとの対比がほうを眩しく輝かせていく。 …続きを読む
    さと
    2019年01月10日
    101人がナイス!しています
  • 初宮部作品。その筆力にグイグイ引き込まれる。名前の「ほう」は阿呆のほう。天涯孤独の少女が背負う定めは何故こんなにも理不尽なのだろう。琴江様の無念も晴らせず、涸滝に奉公にあがるその時「ここは牢だ。鬼や悪 初宮部作品。その筆力にグイグイ引き込まれる。名前の「ほう」は阿呆のほう。天涯孤独の少女が背負う定めは何故こんなにも理不尽なのだろう。琴江様の無念も晴らせず、涸滝に奉公にあがるその時「ここは牢だ。鬼や悪霊と一緒に閉じ込められた」と涙した時は共に涙してしまった。つらかったなぁ。ほうと宇佐、二人のこの先を見守りたい。 …続きを読む
    にし
    2014年01月24日
    57人がナイス!しています
  • 797-406-18 ちょっと苦手な江戸時代物。まだまだ序盤で何がどう繋がるのやらわからない状況。とりあえず下巻を読むことにします。 797-406-18 ちょっと苦手な江戸時代物。まだまだ序盤で何がどう繋がるのやらわからない状況。とりあえず下巻を読むことにします。
    Yuna Ioki☆
    2014年12月31日
    55人がナイス!しています

powered by 読書メーター

最近チェックした商品