その戦闘・事件・人物のすべて 関東軍全史

その戦闘・事件・人物のすべて 関東軍全史

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2012年04月06日
判型:
文庫判
ページ数:
320
ISBN:
9784404041777
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その戦闘・事件・人物のすべて 関東軍全史

  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2012年04月06日
判型:
文庫判
ページ数:
320
ISBN:
9784404041777
日露戦争後、関東州と南満州鉄道の権益を確固たるものにすべく創設された関東軍。その存在は満州事変を契機に肥大化する。将官や幕僚たちの動きをはじめ、組織や人事などにも焦点をあてながら、その姿に迫る。 日露戦争後、関東州と南満州鉄道の権益を確固たるものにすべく創設された関東軍。その存在は満州事変を契機に肥大化する。将官や幕僚たちの動きをはじめ、組織や人事などにも焦点をあてながら、その姿に迫る。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「その戦闘・事件・人物のすべて 関東軍全史」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 雑誌『歴史読本』の特集を再編集した一冊。関東軍についてあまり知らなかったので設立からその最後までをまとめつつ、あまり知らなくても読める軽さなのでちょうど良かった。日露戦争以降対ロシア、ソ連へ睨みを利か 雑誌『歴史読本』の特集を再編集した一冊。関東軍についてあまり知らなかったので設立からその最後までをまとめつつ、あまり知らなくても読める軽さなのでちょうど良かった。日露戦争以降対ロシア、ソ連へ睨みを利かせつつ、現地統治の中核でもあった。では、対ソ連で大いに戦ったかというと太平洋戦争の主要な戦地が関東軍の駐屯地以外だったため、構成する師団は各地へ引き抜かれ、当初構成していた師団は一つもなくなるという奇妙な運命を辿った。装備の充足率が悪く、人はいるが大砲がない砲兵大隊があるなどなんだか虚しさを感じる。 …続きを読む
    ゲオルギオ・ハーン
    2022年10月07日
    26人がナイス!しています
  • 満州事変80周年を機に「歴史読本」で特集されたものの文庫化。佐藤優さんを除くとこのテーマの各側面の専門家による小論がきちんと集められている印象はあります(佐藤さんについては、インタビュイーとしてあまり参 満州事変80周年を機に「歴史読本」で特集されたものの文庫化。佐藤優さんを除くとこのテーマの各側面の専門家による小論がきちんと集められている印象はあります(佐藤さんについては、インタビュイーとしてあまり参考にならない内容を語っている印象)。個人的には山口昌男「「挫折」の昭和史」(岩波現代文庫)からのバトンリレー。人物伝的には当然のことながら本書のほうが薄味。全体的には阿川弘之・猪瀬直樹・中西輝政・秦郁彦・福田和也「二十世紀日本の戦争」(文春新書)などでたられば話が盛り上がるのも判る気がする材料ではあります。 …続きを読む
    bittersweet symphony
    2013年05月02日
    1人がナイス!しています
  • 寄せ集めであることを了解して読めばそれなりに得るところもある。が、張鼓峰事件の扱いなどは更新したほうが良かったのではないか。 寄せ集めであることを了解して読めばそれなりに得るところもある。が、張鼓峰事件の扱いなどは更新したほうが良かったのではないか。
    k_samukawa
    2013年04月21日
    0人がナイス!しています

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