TRIP TRAP トリップ・トラップ

TRIP TRAP トリップ・トラップ

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2013年01月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
288
ISBN:
9784041006610
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TRIP TRAP トリップ・トラップ

  • 著者 金原 ひとみ
  • デザイン 角川書店装丁室 鈴木久美
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2013年01月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
288
ISBN:
9784041006610

女たちの旅は、いつも危うくて本気――

ハワイ、パリ、江ノ島……6つの旅で傷つきながら輝いていくマユ。凝縮された時と場所ゆえに浮かび上がる興奮と焦燥。終わりがあるゆえに迫って来る喜びと寂しさ。鋭利な筆致が女性の成長と旅立ちを描く。 ハワイ、パリ、江ノ島……6つの旅で傷つきながら輝いていくマユ。凝縮された時と場所ゆえに浮かび上がる興奮と焦燥。終わりがあるゆえに迫って来る喜びと寂しさ。鋭利な筆致が女性の成長と旅立ちを描く。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「TRIP TRAP トリップ・トラップ」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 6つの短篇から構成される。これらは連作といえなくもない。冒頭の「女の課程」も家出しているので、これもある種の"TRIP"だろう。以下は沼津、パリ、ハワイのハナと"TRIP"が続く。また、中学3年生に始まり、やがて 6つの短篇から構成される。これらは連作といえなくもない。冒頭の「女の課程」も家出しているので、これもある種の"TRIP"だろう。以下は沼津、パリ、ハワイのハナと"TRIP"が続く。また、中学3年生に始まり、やがて成人して子どもを持つにいたる、その「女の課程」もまた"TRIP"だ。では、"TRAP"は?なんだか、子どもを持ったことが"TRAP"であるかのようにも読めてしまうが…。さて、小説としてはだが、金原ひとみにしてはインパクトに欠けるようだ。最初の2作はまだしも、しだいに普通のおばさん化⇒ …続きを読む
    ヴェネツィア
    2019年10月09日
    389人がナイス!しています
  • 久しぶりの金原作品。あまり期待せずに読んだけど、あっという間にのめり込んでしまった。ただし、この主人公はいただけない。共感できるところが少なかったなぁ。金原さんは、女性性をある意味否定するような内容を 久しぶりの金原作品。あまり期待せずに読んだけど、あっという間にのめり込んでしまった。ただし、この主人公はいただけない。共感できるところが少なかったなぁ。金原さんは、女性性をある意味否定するような内容を書くけれど、受け止め方はそれぞれ。どの短編も私的には、ラストはおいてきぼりされた感が強い作品集でした。 …続きを読む
    ミカママ
    2016年05月29日
    201人がナイス!しています
  • 久しぶりに金原ひとみさん。いつものように金原さんの文章に引き込まれていきます。家出少女のマユが仕事を持ち、夫を持ち、母となり大人になる。金原さん本人のことを想像してしまう。 久しぶりに金原ひとみさん。いつものように金原さんの文章に引き込まれていきます。家出少女のマユが仕事を持ち、夫を持ち、母となり大人になる。金原さん本人のことを想像してしまう。
    ゴンゾウ@新潮部
    2022年08月12日
    110人がナイス!しています

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著者紹介

金原ひとみ

1983年生まれ。2003年「蛇にピアス」で第27回すばる文学賞を受賞しデビュー。同作品で04年に第130回芥川賞を受賞。他の著書に『アッシュベイビー』『AMEBIC』『オートフィクション』『ハイドラ』『憂鬱たち』がある。

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