鼠、夜に賭ける

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2012年10月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
288
ISBN:
9784041005262

鼠、夜に賭ける

  • 著者 赤川 次郎
  • イラスト 宇野 信哉
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2012年10月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
288
ISBN:
9784041005262

一筋縄ではいかない人の世のもつれを、今宵も<鼠>が解く!

〈鼠〉こと次郎吉の家に大工の辰吉が怒鳴り込んできた。自分の留守中に女房のお里が身ごもり、その父親は次郎吉だというのだ! 失踪したお里を捜すうち、意外な裏が見え始めてきた――。シリーズ第4弾! 〈鼠〉こと次郎吉の家に大工の辰吉が怒鳴り込んできた。自分の留守中に女房のお里が身ごもり、その父親は次郎吉だというのだ! 失踪したお里を捜すうち、意外な裏が見え始めてきた――。シリーズ第4弾!

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

次郎吉(じろきち)

「表」の顔は、<甘酒屋次郎吉>と呼ばれる遊び人。しかしその「裏」の顔は、江戸で評判の<鼠>。いなせで気っ風のいい江戸っ子気質で、庶民の窮状を見過ごすことができない。

小袖(こそで)

次郎吉の妹。兄思いのしっかり者で、気立てのいい娘だが、実は小太刀の達人でもある。<鼠>である兄を助け、事件解決に一役買うこともしばしば。男勝りな性格。

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「鼠、夜に賭ける」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 甘酒屋次郎吉と妹の小袖の短編集6話。(初出)「鼠、夜道を行く」小説野生時代2011年4~5月号「鼠、夜に賭ける」デジタル野生時代第3~4「鼠、弓をひく」小説野生時代2011年2~3月号「鼠、分れ道に立つ」デジタル野 甘酒屋次郎吉と妹の小袖の短編集6話。(初出)「鼠、夜道を行く」小説野生時代2011年4~5月号「鼠、夜に賭ける」デジタル野生時代第3~4「鼠、弓をひく」小説野生時代2011年2~3月号「鼠、分れ道に立つ」デジタル野生時代第1~2号「鼠、うたた寝する」小説野生時代2011年6~7月号「鼠、猫に訊く」デジタル野生時代第5~6号。「※単行本化にあたって一部改題・改稿しています。」江戸時代ならそういうこともあったんだろうなという話。楽しい話があまりない。小袖のと次郎吉の万能性は赤川次郎の世界ならでは。 …続きを読む
    kaizen@名古屋de朝活読書会
    2012年05月23日
    82人がナイス!しています
  • 121 ★★★☆☆ 【KU】『鼠シリーズ』第4巻、お国ちゃんと千草先生も登場してました。次郎吉と千草先生の関係がどんな風に展開していくのか楽しみだね。初登場の頼りない同心 香川佐内もまた出てくるのかな。さらりと描か 121 ★★★☆☆ 【KU】『鼠シリーズ』第4巻、お国ちゃんと千草先生も登場してました。次郎吉と千草先生の関係がどんな風に展開していくのか楽しみだね。初登場の頼りない同心 香川佐内もまた出てくるのかな。さらりと描かれているけどお里の行動は酷い、辰吉が可哀そうです。千草先生が襲ってきた侍に強い酸をかける場面があるんだけど、酸っていつの時代からあるのかしら。今巻も理不尽な仕打ちや不当な扱い、大勢の人が亡くなるのだけれど、どういう訳か全く悲壮感がないのが不思議、細かいことは気に掛けず読むのが楽しむコツですわね。 …続きを読む
    リエさん
    2024年08月20日
    36人がナイス!しています
  • 「鼠、シリーズ」第四巻。「鼠、夜に賭ける」表紙絵が一巻から、”鼠小僧”、”小袖”、”鼠小僧”、そして今巻は ”千草先生” 、レギュラー定着なんですね。お国は甘酒屋次郎吉の正体に気付いているようですが、千草先生は 「鼠、シリーズ」第四巻。「鼠、夜に賭ける」表紙絵が一巻から、”鼠小僧”、”小袖”、”鼠小僧”、そして今巻は ”千草先生” 、レギュラー定着なんですね。お国は甘酒屋次郎吉の正体に気付いているようですが、千草先生はどうなんでしょうか?はっきり書いてはいませんが、察しているっぽい感じですよね。これからの展開が楽しみです。庶民の味方の鼠小僧ですから、武士はもう可哀想なくらいの為体に描かれています、「夜道を行く」なんて特に!まあ、化政時代は町人の文化の爛熟期ですから、そんなお話が良く似合っていると思います。 …続きを読む
    kagetrasama-aoi(葵・橘)
    2024年03月14日
    26人がナイス!しています

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著者紹介

赤川 次郎(あかがわ・じろう)

一九四八年、福岡県生まれ。七六年、「幽霊列車」で第15回オール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。作品が映画・ドラマ化されるなど、続々とベストセラーを刊行。「三毛猫ホームズ」シリーズ、「鼠」シリーズ他、『セーラー服と機関銃』『ふたり』など著書多数。二〇〇六年、第9回日本ミステリー文学大賞、一六年『東京零年』で第50回吉川英治文学賞を受賞。

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