香と日本人

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2011年11月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
194
ISBN:
9784041000151
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香と日本人

  • 著者 稲坂 良弘
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2011年11月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
194
ISBN:
9784041000151

香りにまつわる素敵なお話

私たちの生活をいろどる香りの文化。はるか昔、一本の香木が日本に流れついてから、世界にほこる香文化が生まれました。文学、歴史、おもてなし、世界が賞賛する香文化をわかりやすく解説する癒しのエッセイ。 私たちの生活をいろどる香りの文化。はるか昔、一本の香木が日本に流れついてから、世界にほこる香文化が生まれました。文学、歴史、おもてなし、世界が賞賛する香文化をわかりやすく解説する癒しのエッセイ。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「香と日本人」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • わかりやすくて面白い香の入門書です。聖徳太子の時代に、初めて香木というものが日本に伝わり、その後、紫式部によって源氏物語が書かれた頃には、すでに素晴らしく洗練された香文化が確立していたことに、今さらな わかりやすくて面白い香の入門書です。聖徳太子の時代に、初めて香木というものが日本に伝わり、その後、紫式部によって源氏物語が書かれた頃には、すでに素晴らしく洗練された香文化が確立していたことに、今さらながら香と日本人の相性の良さに驚かされます。他にも書かれている方がおられますが、本当に、また源氏物語を読み返したくなりました。 …続きを読む
    紫羊
    2014年11月27日
    26人がナイス!しています
  • インド発祥の香りの文化が、長い年月をかけどのように花開いていったかを軸に、歴史や文学への関わりや日本における香文化の移り変わりを、とてもわかりやすく面白く学ぶことができました。中でも興味深かったのが、 インド発祥の香りの文化が、長い年月をかけどのように花開いていったかを軸に、歴史や文学への関わりや日本における香文化の移り変わりを、とてもわかりやすく面白く学ぶことができました。中でも興味深かったのが、徳川家康・佐々木道誉・織田信長・細川忠興・伊達政宗などの香木伝説と、源氏物語における香の重要な役割について。特に源氏物語は、まさに『香の物語』ともいえるほど香が重要なキーであることを知りました。これを読んだ後は、更にあじわい深く源氏物語を読めそうです。 …続きを読む
    風花
    2017年02月11日
    10人がナイス!しています
  • 創業430年『香十』代表によるお香のエッセイ。日本の三道(茶道・華道・香道)の内、あまり知られてない香道。文章自体は桐生操さんと同じく易しめ。二年前から私は香りに関する分野に興味を示し、一昨年に奈良博の正 創業430年『香十』代表によるお香のエッセイ。日本の三道(茶道・華道・香道)の内、あまり知られてない香道。文章自体は桐生操さんと同じく易しめ。二年前から私は香りに関する分野に興味を示し、一昨年に奈良博の正倉院展で伝説の蘭奢待が数十年ぶりに公開すると聞けば、現地まで赴いた。下鴨神社では御香守りを、今年は東大寺で香袋を購入。理解出来ない人には、若々しい趣味では無いとも言われるが、和の香りは心を鎮め安らかにさせる。既に気軽に香りを生活の中に取り入れてはいるが、やはり本格的に焚き上げ漂う香りは別物だ。 …続きを読む
    coco.
    2013年05月20日
    7人がナイス!しています

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