新版 精神分析入門 下

新版 精神分析入門 下

試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

試し読みをする

※電子書籍ストアBOOK☆WALKERへ移動します。

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2012年03月24日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
384
ISBN:
9784044086053
label

新版 精神分析入門 下

  • 著者 フロイト
  • 訳者 安田 徳太郎
  • 訳者 安田 一郎
  • カバーイラスト 岸田 メル
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2012年03月24日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
384
ISBN:
9784044086053

フロイトの歴史的名著。新カバーで待望の復刊!

人間は「無意識」に支配されている――。フロイトの理論は、ダーウィンの進化論、コペルニクスの地動説と並び、今日のものの考え方の根幹をなす偉大な発見であった。精神分析の礎であり、現代の思想を語る上でも避けることのできない「知の巨人」の人間観とは何か。外傷、抵抗、抑圧、リビドー、退行、感情転移といった、精神分析の主要概念を丹念に解説。人間の本質に迫る、フロイト思想の代表的な入門書。解説・斎藤環 人間は「無意識」に支配されている――。フロイトの理論は、ダーウィンの進化論、コペルニクスの地動説と並び、今日のものの考え方の根幹をなす偉大な発見であった。精神分析の礎であり、現代の思想を語る上でも避けることのできない「知の巨人」の人間観とは何か。外傷、抵抗、抑圧、リビドー、退行、感情転移といった、精神分析の主要概念を丹念に解説。人間の本質に迫る、フロイト思想の代表的な入門書。解説・斎藤環

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

もくじ

神経症学総論
第十六章  精神分析と精神医学
第十七章  症状の意味
第十八章  外傷(トラウマ)への固着、無意識
第十九章  抵抗と抑圧
第二十章  人間の性生活
第二十一章 リビドーの発達と性の体制
第二十二章 発達と退行の見地、病因論
第二十三章 症状形成の道
第二十四章 普通の神経質
第二十五章 不安
第二十六章 リビドー説と自己愛
第二十七章 感情転移
第二十八章 分析療法

付録 精神分析
訳者解説   安田 一郎
ジークムント・フロイト──人と思想
『精神分析入門』について
年譜

解説   斎藤 環

同じシリーズの作品

「新版 精神分析入門 下」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 全編に渡って考えていたのは、フィクションとは何なのかということ。所謂「白日夢」を形にしたもので、尚且つ「顕在夢」的な側面もある。それが自分自身を統合したり、また他人をも統合していくものでもある。言わば 全編に渡って考えていたのは、フィクションとは何なのかということ。所謂「白日夢」を形にしたもので、尚且つ「顕在夢」的な側面もある。それが自分自身を統合したり、また他人をも統合していくものでもある。言わば他人の夢を共有するようなものだ。また、汎性欲説が批判される中心ではあるが、そこから糸口を得ずにはここまで辿れなかったのではないかと言う気がする。図式的に知識を得るには後の人の入門書等がわかりやすいだろうけど、偉大な先駆者の思考に直に触れる喜びがあった。かなり難しかったけど。 …続きを読む
    ぺったらぺたら子 
    2023年09月14日
    22人がナイス!しています
  • Sigmund Freudが1915年から1917年にかけてウィーン大学で行った精神分析に関する一般向けの講義を編集したものです。一般向けの講義なので、フロイトの著書の中では比較的分かりやすく、フロイト入門として最適だと Sigmund Freudが1915年から1917年にかけてウィーン大学で行った精神分析に関する一般向けの講義を編集したものです。一般向けの講義なので、フロイトの著書の中では比較的分かりやすく、フロイト入門として最適だと思います。こちらは下巻で、"神経症"について解説されています。ついに精神分析への門を開くわけですが、各講義で神経症ごとにアプローチの着目点を解説されており、どの講義もかなり内容が詰め込まれています。色々と批判される事も多い、フロイト先生ですが、やはり、先人に学ぶ部分は大きいと感じました。 …続きを読む
    いりあ
    2015年03月06日
    21人がナイス!しています
  • 言い間違いと夢に着目した上巻に対して,下巻の方は「神経症学総論」とあるように,精神症(転移神経症)に着目した内容になっています。「転移」「抑圧」といった言葉を授業で習った人間としては,上巻よりは読みや 言い間違いと夢に着目した上巻に対して,下巻の方は「神経症学総論」とあるように,精神症(転移神経症)に着目した内容になっています。「転移」「抑圧」といった言葉を授業で習った人間としては,上巻よりは読みやすかった気がします。「臨床精神医学と精神分析における『症状』のとらえ方の違い」,「一次的,二次的疾病利得」(この言葉,精神医学の分野で取り上げられます。)「神経質な健康と神経症のエネルギーの量的な違い」なんかキーワードでしょうか。訳者解説にある「心理学のジレンマ」僕自身,数多くぶち当たります(汗) …続きを読む
    🐢🐡🐱ふっくん( ◠‿◠ )/🐱🐡🐢焼肉とお寿司とラーメンとおそばとカレーと日替わり定食とツナマヨは完全栄養食
    2023年03月17日
    9人がナイス!しています

powered by 読書メーター

この著者の商品

最近チェックした商品