- 著者 長野 まゆみ
- デザイン 角川書店装丁室 西村弘美
- 定価: 円(本体 円+税)
- 発売日:
- 2011年07月23日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 272
- ISBN:
- 9784043944576
左近の桜
- 著者 長野 まゆみ
- デザイン 角川書店装丁室 西村弘美
- 定価: 円(本体 円+税)
- 発売日:
- 2011年07月23日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 272
- ISBN:
- 9784043944576
匂いたつかぐわしさにほろ酔う、大人のための連作奇譚
武蔵野にたたずむ料理屋「左近」。じつは、男同士が忍び逢う宿屋である。宿の長男で十六歳の桜蔵にはその気もないが、あやかしの者たちが現れては、交わりを求めてくる。そのたびに逃れようとする桜蔵だが。
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「左近の桜」感想・レビュー
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隠れ宿「左近」の女将の息子、桜蔵。彼が案内した男は夢か現か妖か、桜蔵のみずみずしさに惹かれていると読み手もその境に気づかない。最初の章で現れる風呂の天窓から降り注ぎ、零れ散る大量の桜の花びらに息をのむ …続きを読む2020年04月26日87人がナイス!しています
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いちこさんからのおすすめ本。15歳以下の少年を対象に独特の世界観を作っていた著者ですが16歳の青年を主人公にしたことで幻想的な妖しさが出ている(どちらも好きですが…)。『背中に蝶が群れて翔んでいる』話 …続きを読む2013年06月11日81人がナイス!しています
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再読です。十二か月の話なので「一か月に一話」と決めて読んできました。人または人でないモノである「男」に極上の「女」として見初められ、養われ、彼岸と此岸を行き来する桜蔵(「少年あるいは青年」)はうっかり …続きを読む2012年03月01日63人がナイス!しています