無名騎手

無名騎手

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2011年07月29日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
304
ISBN:
9784048742283

無名騎手

  • 著者 蓮見 恭子
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2011年07月29日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
304
ISBN:
9784048742283

事故か、他殺か。女性騎手が競馬界の確執に迫る!

一人の引退した無名騎手の孤独死。女性騎手・夏海はその後処理に出向くことに。その頃、スポーツ紙では勝利馬の誤記という致命的なミスが起きていた。そして不穏な事件が相次いで起こる――。 一人の引退した無名騎手の孤独死。女性騎手・夏海はその後処理に出向くことに。その頃、スポーツ紙では勝利馬の誤記という致命的なミスが起きていた。そして不穏な事件が相次いで起こる――。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「無名騎手」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 『女騎手』の続編。夏海が騎手としてストイックに頑張っている姿には偉いと思った。しかし、時代背景のせいなのか?女性騎手に対する周囲の対応があまりにも酷く感じられた。厩務員までわざと夏海が落馬するかもしれ 『女騎手』の続編。夏海が騎手としてストイックに頑張っている姿には偉いと思った。しかし、時代背景のせいなのか?女性騎手に対する周囲の対応があまりにも酷く感じられた。厩務員までわざと夏海が落馬するかもしれない手抜きをするなんて酷すぎる。天才と言われながら落馬事故で体を壊して姿を消した騎手の自殺から始まった一連の事件。今回も犯人の動機とトリックになんだかなあと思ってしまいました。そんな事出来るの?というのが正直な感想です。それにしてももっと夏海には競馬で活躍してもらって父親の鼻を明かしてもらいたいと思います。 …続きを読む
    瑪瑙(サードニックス)
    2021年06月17日
    38人がナイス!しています
  • 一応、地方競馬のトレセン風景を知っているので興味深く読めた。先日、若い騎手の人が自ら命を断ったらしい。小説内の騎手の苦悩がリアルで、自分が知っている若手騎手の子たちも頑張って乗り越えて欲しいと願う。 一応、地方競馬のトレセン風景を知っているので興味深く読めた。先日、若い騎手の人が自ら命を断ったらしい。小説内の騎手の苦悩がリアルで、自分が知っている若手騎手の子たちも頑張って乗り越えて欲しいと願う。
    Chiyoka
    2022年12月26日
    12人がナイス!しています
  • 『女騎手』の続編。騎手・厩舎・調教師…といった競馬界の裏側からの視線で描かれる物語。非常に興味深く面白いです。前作でも感じたのですが、ミステリーがなくても充分に面白い作品を書ける方だと思います。という 『女騎手』の続編。騎手・厩舎・調教師…といった競馬界の裏側からの視線で描かれる物語。非常に興味深く面白いです。前作でも感じたのですが、ミステリーがなくても充分に面白い作品を書ける方だと思います。というよりも、女騎手の成長譚としてだけのほうがスッキリする気もします。今回は競馬新聞や印刷業界の話も面白かった。翔子もキャラクターとして魅力的、やっぱり蓮水さんはお仕事小説をかかれても充分に魅力的な作品を書かれる方と感じました。続→ …続きを読む
    nyanco
    2011年10月16日
    9人がナイス!しています

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