化身

第16回 日本ホラー小説大賞

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2011年08月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
288
ISBN:
9784043944767
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第16回 日本ホラー小説大賞

化身

  • 著者 宮ノ川 顕
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2011年08月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
288
ISBN:
9784043944767

第16回日本ホラー小説大賞受賞作、待望の文庫化

日常に厭きた男が南の島へ旅に出た。密林へ入った彼は池に落ち、出られなくなってしまう。必死で生き延びようとして……緻密な構成と丹精な文章で幻想的な世界を紡ぐ第16回日本ホラー小説大賞受賞作。 日常に厭きた男が南の島へ旅に出た。密林へ入った彼は池に落ち、出られなくなってしまう。必死で生き延びようとして……緻密な構成と丹精な文章で幻想的な世界を紡ぐ第16回日本ホラー小説大賞受賞作。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「化身」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 表題作を含む三編を収録。【化身】は池にはまって抜け出せなくなり、藻掻くうちに姿かたち含めて池での生活に順応するお話。ホラー度はやや薄めでどことなく「砂の女」を思い出させる。【雷魚】は男子と魚と謎の女。 表題作を含む三編を収録。【化身】は池にはまって抜け出せなくなり、藻掻くうちに姿かたち含めて池での生活に順応するお話。ホラー度はやや薄めでどことなく「砂の女」を思い出させる。【雷魚】は男子と魚と謎の女。よくよく考えれば怖いのだが、読んでる最中はそれが伝わってこなかった。【幸せという名のインコ】は家計が苦しい中でインコを買うことになってしまい、それが家族に変容をきたすお話で、インコの話す言葉に「もっていかれている」主人公の墜ちていく様子が印象的。三編では一番良かった。 …続きを読む
    しょう
    2022年11月21日
    60人がナイス!しています
  • 賞を取った表題作よりも残りの2作品の方が面白かった。ただ、その2作品も途中で結末がある程度読めてしまう。でも、文章力があるためか、サクサク読めた。 賞を取った表題作よりも残りの2作品の方が面白かった。ただ、その2作品も途中で結末がある程度読めてしまう。でも、文章力があるためか、サクサク読めた。
    じゅんぢ
    2018年01月05日
    25人がナイス!しています
  • 読ませる上手さを感じるものの、まず、怖くない(「恐怖」を感じない。)。こんなことになったらこわいねー、って程度。読み終わったけれどあまり読後感も語るほどのものはなかったかな。掲載作品2つめの「雷魚」は 読ませる上手さを感じるものの、まず、怖くない(「恐怖」を感じない。)。こんなことになったらこわいねー、って程度。読み終わったけれどあまり読後感も語るほどのものはなかったかな。掲載作品2つめの「雷魚」は良かったと思う。角川ホラー文庫でなくて、他のシリーズか何かで出せばよかったのに。 …続きを読む
    にく9
    2019年02月21日
    24人がナイス!しています

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