女神記

2009年 第22回 紫式部文学賞

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2011年11月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
272
ISBN:
9784041000205

2009年 第22回 紫式部文学賞

女神記

  • 著者 桐野 夏生
  • 定価: 円(本体円+税)
発売日:
2011年11月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
272
ISBN:
9784041000205

裏切りに満ちた孤島で、少女が見たのは性と死の世界――。

遙か南の島、代々続く巫女の家に生まれた姉妹。大巫女となり、跡継ぎの娘を産む使命の姉、陰を背負う宿命の妹。禁忌を破り恋に落ちた妹は、男と二人、けして入ってはならない北の聖地に足を踏み入れた。


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「女神記」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 桐野夏生氏の神話伝承への初挑戦(おそらくは)。小説の基軸となっているのは、『古事記』で語られるイザナキ・イザナミ神話。そして、そこにもう一つの核を構成するのが沖縄久高島の神事と伝承である。さらに言えば 桐野夏生氏の神話伝承への初挑戦(おそらくは)。小説の基軸となっているのは、『古事記』で語られるイザナキ・イザナミ神話。そして、そこにもう一つの核を構成するのが沖縄久高島の神事と伝承である。さらに言えば、古事記の語り部、稗田阿礼を女性に設定したこと。主題的にはイザナミを主軸に、ナミマとともに、女が太古の歴史から今に至るまで、宿命的に背負わされた業と怨念を語ったもの。構成の上からは3つの部分からなるが、やや統合性に欠けるか。意欲はわかるが、やはり桐野氏は現代社会の中での女たちを描く方が本領を発揮できるようだ。 …続きを読む
    ヴェネツィア
    2017年12月19日
    343人がナイス!しています
  • 紫式部文学賞受賞作。古事記に描かれるイザナギ・イザナミの国産み神話に題材を採った物語。桐野氏でこういった舞台設定は新鮮かも。とは云え桐野節はしっかり健在。神話の世界と対比するように古代日本の小さな島に 紫式部文学賞受賞作。古事記に描かれるイザナギ・イザナミの国産み神話に題材を採った物語。桐野氏でこういった舞台設定は新鮮かも。とは云え桐野節はしっかり健在。神話の世界と対比するように古代日本の小さな島に暮らす人々が登場し、男女の愛憎をじっとり描く。愛する者に裏切られた二人の女性の自身ですらコントロールできない深い情愛と恨み。人の嫉妬、欲望といった桐野氏お得意のテーマが盛り込まれてるので面白くないわけない。ただ結構短めであっさりしており、まとまりはいいが、もっと脱線してしまっても良かったかなと思う部分もあり。 …続きを読む
    あも
    2011年11月30日
    78人がナイス!しています
  • 島、恐い。夏生マジックのおかげで一層恐い。これ読んでしまったらもう久高島には行けない。 島、恐い。夏生マジックのおかげで一層恐い。これ読んでしまったらもう久高島には行けない。
    takaC
    2014年11月24日
    71人がナイス!しています

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