星やどりの声

星やどりの声

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2011年10月28日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
312
ISBN:
9784041100356

星やどりの声

  • 著者 朝井 リョウ
  • デザイン 鈴木 成一
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2011年10月28日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
312
ISBN:
9784041100356

現役大学生作家が、学生生活最後の年に書き下ろす、奇跡の物語。

亡くなった父が残したもの……喫茶店、星型の天窓、絆、そして、奇跡。三男三女母ひとり、ささやかな一家が出会う、ひと夏の奇跡の物語。家族が“家族を卒業する”とき、父の残した奇跡が降り注ぐ……。 亡くなった父が残したもの……喫茶店、星型の天窓、絆、そして、奇跡。三男三女母ひとり、ささやかな一家が出会う、ひと夏の奇跡の物語。家族が“家族を卒業する”とき、父の残した奇跡が降り注ぐ……。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

主な登場人物

おすすめコメント

満点の星空のように澄み切って、ほんの少し寂しい今日は、明日と出会うための今日。
卒業の今日を迎えるこのありふれた家族に、どうか幸多からんことを。
――有川浩

この小説は、6つのナミダと、1つのトリハダでできている。僕の好きな人が、この本を読んでくれますように。
――中村航

「星やどりの声」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 三男三女のそれぞれの物語。最後のオチがイイ感じで家族の繋がりが感じられる。 三男三女のそれぞれの物語。最後のオチがイイ感じで家族の繋がりが感じられる。
    ダイ@2019.11.2~一時休止
    2014年09月22日
    309人がナイス!しています
  • 父親を亡くした6人兄弟が、それぞれの想いを語ってゆく形式で書かれた連作短編集。母親が切り盛りしている喫茶店『星やどり』を中心に、兄弟たちが助け合ったり、抱えてるものをそっと受け止めたりしている様子が、 父親を亡くした6人兄弟が、それぞれの想いを語ってゆく形式で書かれた連作短編集。母親が切り盛りしている喫茶店『星やどり』を中心に、兄弟たちが助け合ったり、抱えてるものをそっと受け止めたりしている様子が、ちょっと甘ぁい雰囲気で描かれている。ラストで明かされる父親の想いや、兄弟の名前の秘密とか「泣ける」ほどではなかったけれど、読後はじんわり温かい気持ちになる。小学生のカメラ男子・真歩の章がいちばん好き。 …続きを読む
    風眠
    2012年10月02日
    308人がナイス!しています
  • 今のところ、今年、読んだ中では一番、ホロリとした。 家族の絆、そして、父親が残した功績◎。 それぞれのエピソードを読む度に違った感動が。 三男と三女が良かったかな、そして、最後の長女でいろいろつながり、父 今のところ、今年、読んだ中では一番、ホロリとした。 家族の絆、そして、父親が残した功績◎。 それぞれのエピソードを読む度に違った感動が。 三男と三女が良かったかな、そして、最後の長女でいろいろつながり、父親の愛情がすべてつながったかな。 感想は一言、良かった! …続きを読む
    たかし
    2016年09月26日
    307人がナイス!しています

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著者紹介

朝井 リョウ(あさい りょう)

1989年岐阜県生まれ。早稲田大学文化構想学部在学中の2009年、『桐島、部活やめるってよ』で第22回小説すばる新人賞を受賞しデビュー。
2013年『何者』で第148回直木賞を受賞。他著作に『チア男子!!』、『もういちど生まれる』『少女は卒業しない』、『学生時代にやらなくていい20のこと』がある。今最も注目の若手作家。

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