角川文庫

幸福号出帆

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2010年10月23日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
416
ISBN:
9784041212165

角川文庫

幸福号出帆

  • 著者 三島 由紀夫
  • 定価: 円(本体円+税)
発売日:
2010年10月23日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
416
ISBN:
9784041212165

三島由紀夫没後40年。純愛に生きる2人の運命を描く傑作長編!

虚無的で人間嫌いだが、容姿に恵まれた敏夫は、妹の三津子を溺愛している。「幸福号」と名づけた船を手に入れた敏夫は、密輸で追われる身となった妹と共に、純粋な愛に生きようと逃避行の旅に出る。純愛長編。

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「幸福号出帆」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 角川文庫にラインナップされた、ライト感覚な三島シリーズの1冊。本書は昭和30年6月~11月に読売新聞に連載されていたもの。こういう軽い三島作品は、彼が小説に熟達した後に余技のような感覚で書いたのだと誤 角川文庫にラインナップされた、ライト感覚な三島シリーズの1冊。本書は昭和30年6月~11月に読売新聞に連載されていたもの。こういう軽い三島作品は、彼が小説に熟達した後に余技のような感覚で書いたのだと誤解していたが、昭和30年といえば『金閣寺』が「新潮」に連載される前年だ。つまり、作家活動のごく初期から三島は純文学と並行して、このような作品を書いていたのだ。ただ、本書では、それが小説の軽やかな味わいにはならず、単なる軽さに終っているのは残念だ。三島のライトノヴェルも、やはりそれなりの修練が必要だったのか。 …続きを読む
    ヴェネツィア
    2014年01月08日
    118人がナイス!しています
  • 三島由紀夫のエンタメ小説。まるで映画を見てるようで存分に楽しめました。「金閣寺」のような作品も勿論好きだけど、本書のようなライトな作品も面白くて好きです。美津子と敏夫の関係は読んでいてずっと違和感があ 三島由紀夫のエンタメ小説。まるで映画を見てるようで存分に楽しめました。「金閣寺」のような作品も勿論好きだけど、本書のようなライトな作品も面白くて好きです。美津子と敏夫の関係は読んでいてずっと違和感があったけれど、ラストに明かされる秘密に納得。真相を知らないままの方が二人にとっては幸せかもしれない。男女の愛は壊れやすいけれど、兄妹愛は永遠だから。どうか「幸福号」が行き着く先が幸せでありますように。三島が描く房子のようなマダムが好きです。富田も何だか可哀想な気がするけど、田舎にいる娘と幸せになって欲しいな。 …続きを読む
    蓮子
    2016年07月30日
    96人がナイス!しています
  • 父親も母親も異なる兄妹だったのか…敏夫と美津子は知らないまま寄り添い続けることになるのかぁ。幸福号に乗っていった二人が幸せに過ごしてるといいな。最後の方、富田がいい男だ…けど、いい男すぎるのかもしれん 父親も母親も異なる兄妹だったのか…敏夫と美津子は知らないまま寄り添い続けることになるのかぁ。幸福号に乗っていった二人が幸せに過ごしてるといいな。最後の方、富田がいい男だ…けど、いい男すぎるのかもしれん。 …続きを読む
    coco夏ko10角
    2014年11月26日
    24人がナイス!しています

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