鼠、闇に跳ぶ

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2010年03月26日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
320
ISBN:
9784048740456

鼠、闇に跳ぶ

  • 著者 赤川 次郎
  • イラスト 宇野 信哉
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2010年03月26日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
320
ISBN:
9784048740456

痛快なキャラと江戸情緒で魅せる、赤川次郎の新たな時代小説!

江戸の夜闇をわたり歩く、世に聞こえた盗賊・鼠小僧。なさけ深く、気っ風のよい次郎吉が、小太刀の達人・妹の小袖とともに、江戸の正義を守って、夜な夜な大活躍する、胸すく熱血時代小説! 江戸の夜闇をわたり歩く、世に聞こえた盗賊・鼠小僧。なさけ深く、気っ風のよい次郎吉が、小太刀の達人・妹の小袖とともに、江戸の正義を守って、夜な夜な大活躍する、胸すく熱血時代小説!

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

次郎吉(じろきち)

「表」の顔は、<甘酒屋次郎吉>と呼ばれる遊び人。しかしその「裏」の顔は、江戸で評判の<鼠>。いなせで気っ風のいい江戸っ子気質で、庶民の窮状を見過ごすことができない。

小袖(こそで)

次郎吉の妹。兄思いのしっかり者で、気立てのいい娘だが、実は小太刀の達人でもある。<鼠>である兄を助け、事件解決に一役買うこともしばしば。男勝りな性格。

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「鼠、闇に跳ぶ」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 時代小説、鼠小僧次郎吉。 鼠小僧。名は、甘酒屋次郎吉。 妹、小袖と2人暮らし。 江戸の庶民の人情物語。 侍や大店のご主人の無理をかわす。 弱きを助け、強きを挫く。 本当にあった話かのように描いている 時代小説、鼠小僧次郎吉。 鼠小僧。名は、甘酒屋次郎吉。 妹、小袖と2人暮らし。 江戸の庶民の人情物語。 侍や大店のご主人の無理をかわす。 弱きを助け、強きを挫く。 本当にあった話かのように描いている。 ついつい、次郎吉の視点でのめりこんでしまう。 どんどん書き継いで欲しい。 日本のよき文化の継承。 かっこいい妹兄の活躍にもかかわらず、 万事丸く収まるわけではないところがものがなしい。 …続きを読む
    kaizen@名古屋de朝活読書会
    2013年05月05日
    84人がナイス!しています
  • 自分の欲を満たすために村全体を亡きものとしてしまった「美女に会う」。島帰りのスリの名人とその孫娘を救うために一興行打つ「トチる」がおもしろかった。ドラマは終わってしまったけれど、最後まで読みたいシリー 自分の欲を満たすために村全体を亡きものとしてしまった「美女に会う」。島帰りのスリの名人とその孫娘を救うために一興行打つ「トチる」がおもしろかった。ドラマは終わってしまったけれど、最後まで読みたいシリーズです。 …続きを読む
    万葉語り
    2016年06月03日
    34人がナイス!しています
  • 今回は小袖あっての次郎吉だ。どうやら本の中でも次郎吉さんモテるようで盗みに入った先で頼まれごとをしてそのお礼にその身を差し出されたり、「向こうは男を騙すのが商売だ。うまく騙されてやるのが、いい男っても 今回は小袖あっての次郎吉だ。どうやら本の中でも次郎吉さんモテるようで盗みに入った先で頼まれごとをしてそのお礼にその身を差し出されたり、「向こうは男を騙すのが商売だ。うまく騙されてやるのが、いい男ってもんだろ」と女の味方をしてくれたり、本当にいい男! いざとなれば千両箱を放り出して人助けもする。このシリーズ制覇したいけど、と見終わるのがもったいなくて次々に手を出せない。 …続きを読む
    きさらぎ
    2018年02月25日
    33人がナイス!しています

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著者紹介

赤川 次郎(あかがわ・じろう)

一九四八年、福岡県生まれ。七六年、「幽霊列車」で第15回オール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。作品が映画・ドラマ化されるなど、続々とベストセラーを刊行。「三毛猫ホームズ」シリーズ、「鼠」シリーズ他、『セーラー服と機関銃』『ふたり』など著書多数。二〇〇六年、第9回日本ミステリー文学大賞、一六年『東京零年』で第50回吉川英治文学賞を受賞。

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