昭和天皇と弟宮

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2011年05月25日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
224
ISBN:
9784047034914
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昭和天皇と弟宮

  • 著者 小田部 雄次
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2011年05月25日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
224
ISBN:
9784047034914

大戦をともに戦った天皇と弟宮の苦悩と真実!

〈目次〉
はじめに 平成の「壬申の乱」

序章 近代天皇家の兄弟たち
  1 皇帝のいない時代
    一人子の天皇 御落胤伝説 新宮家の増設と削減 旧典範の特質 厳然たる嫡庶の別
  2 直系の兄弟宮たち
    皇太子嘉仁の結婚 健康上の理由 多すぎる傍系皇族 「皇族の降下に関する施行準則」
  3 昭和天皇の誤算
    生まれぬ男子 女官改革 胎中天皇論 東宮誕生

第一章 秩父宮の苦衷
  1 カーキ色の宮様
    海軍への憧れ 陸軍中央幼年学校入学 負けん気 秩父宮家創設
  2 聞き上手
    秩父宮と西田税 歩兵第三連帯 陸軍大学入学 丁寧な敬礼 石原莞爾の満州講話
  3 国家改造運動
    「秩父宮様帝位簒奪」の風評 十月事件 青年将校との接触 満州国差遣
    二・二六事件への関与 巻き込まれた皇族たち 島津ハル事件
  4 二・二六事件後の秩父宮
    斗南丘 ヒトラーとの会見 トラウトマン工作 戦線派遣 ドイツへの傾斜

第二章 高松宮と海軍
  1 期待される海軍の星
    元老西園寺公望の危惧 綏靖天皇 壬申の乱など 軍部の期待 近衛と木戸への遺言 三弟・高松宮 江田島へ 八・八艦隊構想から海軍軍縮へ
    関東大震災の慰問 海軍軍人として
  2 皇弟としての時局認識
    皇弟の悩み グランド・ハネムーン 時局認識の違い 五・一五事件被告への共感 皇子誕生
  3 「高松宮が一番御宜しい」
    皇子養育方針への批判 〓儀との幻の会見 熾仁親王四十年祭 『新生』不敬事件 「神ながらの道」 二・二六事件
  4 拡大する戦線
    日中戦争と高松宮 上海視察の希望 〓儀との対面 紀元二六〇〇年祭
    対英米開戦直前
  5 戦中から戦後へ
    十二月八日 暴動の予感 末弟・三笠宮 東条暗殺計画の漏洩 『情報天皇に達せず』 それぞれの敗戦 直宮の已存権

終章 戦後の兄弟宮
  1 軍人から市民へ
    若すぎた継宮と義宮 ヴァイニング夫人の教育 「火星ちゃん」 崇仁親王の男子たち 伯父と甥
  2 平成の皇太子と弟宮
    皇位継承第三位 「ナルちゃん」の弟 しきたりの合理化 満一歳 乳人の廃止 皇太子夫妻の外国訪問 「ママ… ワーン」 結婚10年目の父母 プリンスの成長 浜尾実東宮侍従の回想 「ナルちゃん憲法」
  3 岬の風景
    五歳違い 水泳調練を見守る 豚を抱く弟 兄宮の「ひとり旅」 ベンチで見学 カエルに夢中 浴衣の美智子妃 伯母・鷹司和子 紀宮の誕生 祇園祭 長兄の留学 兄弟の再訪
〈目次〉
はじめに 平成の「壬申の乱」

序章 近代天皇家の兄弟たち
  1 皇帝のいない時代
    一人子の天皇 御落胤伝説 新宮家の増設と削減 旧典範の特質 厳然たる嫡庶の別
  2 直系の兄弟宮たち
    皇太子嘉仁の結婚 健康上の理由 多すぎる傍系皇族 「皇族の降下に関する施行準則」
  3 昭和天皇の誤算
    生まれぬ男子 女官改革 胎中天皇論 東宮誕生

第一章 秩父宮の苦衷
  1 カーキ色の宮様
    海軍への憧れ 陸軍中央幼年学校入学 負けん気 秩父宮家創設
  2 聞き上手
    秩父宮と西田税 歩兵第三連帯 陸軍大学入学 丁寧な敬礼 石原莞爾の満州講話
  3 国家改造運動
    「秩父宮様帝位簒奪」の風評 十月事件 青年将校との接触 満州国差遣
    二・二六事件への関与 巻き込まれた皇族たち 島津ハル事件
  4 二・二六事件後の秩父宮
    斗南丘 ヒトラーとの会見 トラウトマン工作 戦線派遣 ドイツへの傾斜

第二章 高松宮と海軍
  1 期待される海軍の星
    元老西園寺公望の危惧 綏靖天皇 壬申の乱など 軍部の期待 近衛と木戸への遺言 三弟・高松宮 江田島へ 八・八艦隊構想から海軍軍縮へ
    関東大震災の慰問 海軍軍人として
  2 皇弟としての時局認識
    皇弟の悩み グランド・ハネムーン 時局認識の違い 五・一五事件被告への共感 皇子誕生
  3 「高松宮が一番御宜しい」
    皇子養育方針への批判 〓儀との幻の会見 熾仁親王四十年祭 『新生』不敬事件 「神ながらの道」 二・二六事件
  4 拡大する戦線
    日中戦争と高松宮 上海視察の希望 〓儀との対面 紀元二六〇〇年祭
    対英米開戦直前
  5 戦中から戦後へ
    十二月八日 暴動の予感 末弟・三笠宮 東条暗殺計画の漏洩 『情報天皇に達せず』 それぞれの敗戦 直宮の已存権

終章 戦後の兄弟宮
  1 軍人から市民へ
    若すぎた継宮と義宮 ヴァイニング夫人の教育 「火星ちゃん」 崇仁親王の男子たち 伯父と甥
  2 平成の皇太子と弟宮
    皇位継承第三位 「ナルちゃん」の弟 しきたりの合理化 満一歳 乳人の廃止 皇太子夫妻の外国訪問 「ママ… ワーン」 結婚10年目の父母 プリンスの成長 浜尾実東宮侍従の回想 「ナルちゃん憲法」
  3 岬の風景
    五歳違い 水泳調練を見守る 豚を抱く弟 兄宮の「ひとり旅」 ベンチで見学 カエルに夢中 浴衣の美智子妃 伯母・鷹司和子 紀宮の誕生 祇園祭 長兄の留学 兄弟の再訪

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「昭和天皇と弟宮」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 皇位を継ぐことが確定している嫡子と、それ以外の弟たちとの違い。育ちの違いが考え方の違い、立場の違い、周囲の思いの違いに繋がるのか。大戦末期の、政治的に確立した皇室を目指す昭和帝と伝統に根ざした格式と権 皇位を継ぐことが確定している嫡子と、それ以外の弟たちとの違い。育ちの違いが考え方の違い、立場の違い、周囲の思いの違いに繋がるのか。大戦末期の、政治的に確立した皇室を目指す昭和帝と伝統に根ざした格式と権威を持った皇室を存続させようとする弟宮たちとのすれ違いなど、さまざまな歴史を経ているのですね。この本では、皇室はこれからもこうあるべき、と頑なに主張する考え方の中で、さまざまな国民の期待の狭間でぎりぎりに生きてきた戦前、戦中、戦後の日本の皇室の歴史が、好意的にゆったりと描かれています。 …続きを読む
    鐵太郎
    2015年08月20日
    5人がナイス!しています
  • なかなか跡継ぎができなかったらそれはそれで困るし、かと言って兄弟がいたらいたでやれ壬申の乱だ皇室典範に問題があるだの言って、で結局どうしたらいいのよ?と著者にツッコミを入れたくなった。この本でも秩父宮 なかなか跡継ぎができなかったらそれはそれで困るし、かと言って兄弟がいたらいたでやれ壬申の乱だ皇室典範に問題があるだの言って、で結局どうしたらいいのよ?と著者にツッコミを入れたくなった。この本でも秩父宮様は本当に真面目なエピソード満載で、だからこそ2.26事件の時にはああいうお立場になってしまったのだろうなあと思ったり。 …続きを読む
    2013年05月07日
    3人がナイス!しています
  • 読みやすかった。兄弟でかかる重圧がちがいすぎる。 読みやすかった。兄弟でかかる重圧がちがいすぎる。
    onepei
    2011年07月04日
    3人がナイス!しています

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