- 著者 黒川 博行
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2010年09月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 640
- ISBN:
- 9784043943814
悪果
- 著者 黒川 博行
- 定価: 円 (本体 円+税)
- 発売日:
- 2010年09月25日
- 判型:
- 文庫判
- 商品形態:
- 文庫
- ページ数:
- 640
- ISBN:
- 9784043943814
おまえは極道よりも性根が腐っとる――
大阪府警今里署のマル暴担当刑事・堀内は、相棒の伊達とともに賭博の現場に突入。逮捕者の取調べから明らかになった金の流れをネタに客を強請り始める。かつてなくリアルに描かれる、警察小説の最高傑作!
※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。
「悪果」感想・レビュー
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疫病神以外の作品も読んでみたくて評判の良いこの悪果を選びました。結果は大正解!当初はどことなく桑原と二宮に似た不良警官コンビのドタバタをコミカルに描いた物語だと思いましたが、何でもないような話が実は非 …続きを読む2015年02月22日145人がナイス!しています
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大阪を舞台にした警察官たちの物語である。 軽快な大阪弁が心地よく、任侠映画を 見ているような感覚になる。 悪徳の限りを尽くした警官たちが 妙に人間臭く 楽しい…本物のマル暴担当の 痛快な物語だった。2022年09月05日130人がナイス!しています
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またもや黒川さんの極道物語を読む。がしかし、今作は刑事が主人公…言わば極道刑事(デカ)の物語だった。疫病神シリーズでも登場していたし、多くの刑事物にもデカと極道の癒着は付き物で、情報(ネタ)元とデカの丁々 …続きを読む2017年02月10日106人がナイス!しています
著者紹介
黒川博行(くろかわ・ひろゆき)
1949年3月4日愛媛県今治市生まれ。京都市立芸術大学美術学部彫刻科卒業。大阪府立高校の美術教師を経て、83年、『二度のお別れ』が第1回サントリーミステリー大賞佳作。86年、『キャッツアイころがった』で第4回サントリーミステリー大賞を受賞。96年、『カウント・プラン』で第49回日本推理作家協会賞(短編および連作短編集部門)を受賞。2014年、『破門』で第151回直木三十五賞を受賞。他の著作に、『悪果』『繚乱』『離れ折紙』『後妻業』『勁草』など。
★「疫病神」シリーズ 『疫病神』『国境』『暗礁』『螻蛄』『破門』
★「疫病神」シリーズ 『疫病神』『国境』『暗礁』『螻蛄』『破門』