科学哲学者 柏木達彦のプラトン講義

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2009年12月25日
判型:
文庫判
ページ数:
288
ISBN:
9784044094157
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科学哲学者 柏木達彦のプラトン講義

  • 著者 冨田 恭彦
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2009年12月25日
判型:
文庫判
ページ数:
288
ISBN:
9784044094157

知ることは信じること? アトランティス大陸を星空に発見した哲学者の物語

言葉と世界の繋がりに疑問を抱いた咲村紫苑は、哲学教授・柏木達彦の研究室を再び訪ねる。謎の大陸「アトランティス」が星空にあったという驚くべき学説を紹介する柏木。その真意とは? 柏木シリーズ第二弾。 言葉と世界の繋がりに疑問を抱いた咲村紫苑は、哲学教授・柏木達彦の研究室を再び訪ねる。謎の大陸「アトランティス」が星空にあったという驚くべき学説を紹介する柏木。その真意とは? 柏木シリーズ第二弾。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

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「科学哲学者 柏木達彦のプラトン講義」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 9時間19分。著者によるこのシリーズは、第1作も面白かったので、第2作も読んでみた。指示理論、理論負荷性、価値相対主義、観念論について、楽しく学ぶことができる上に、あのアトランティス物語(プラトンの「ティ 9時間19分。著者によるこのシリーズは、第1作も面白かったので、第2作も読んでみた。指示理論、理論負荷性、価値相対主義、観念論について、楽しく学ぶことができる上に、あのアトランティス物語(プラトンの「ティマイオス」「クリティアス」)までわかっちゃうなんで、なんてお得な本!ではありませんか。科学・哲学に興味がある高校生から、私のようにプログラミング言語と日々格闘している社会人にも役立つ(ただし、学問をちゃんとやっている大学生・院生には不要。笑。)かも? …続きを読む
    北条ひかり
    2016年10月13日
    3人がナイス!しています
  • 「伝統的指示理論」やアトランティスの物語の解釈を通して、言葉と実在の結びつきが確固としたものではなく、それらが自分の信念に基づくということが示される。これは人それぞれだから、真理などないとするチープな 「伝統的指示理論」やアトランティスの物語の解釈を通して、言葉と実在の結びつきが確固としたものではなく、それらが自分の信念に基づくということが示される。これは人それぞれだから、真理などないとするチープな相対主義ではない。この「観察の理論負荷性」とは、理論と無関係で客観的な実在を否定するが、整合性や根拠までも否定しない。この本の主人公の柏木達彦はこのような他でもありうる可能性を「希望」と見なしているようだ。なぜなら、未来永劫不変の真理よりも、可変的真理の方が変わりうる可能性があるぶん、希望があるからだ。 …続きを読む
    いかすみ
    2025年09月04日
    2人がナイス!しています
  • タイトルはプラトン講義であるが、印象としては言語哲学の話だったように感じた。アトランティスの章は話としては面白かったが、途中から何の例として取り上げられているのかわからなくなってしまった。 タイトルはプラトン講義であるが、印象としては言語哲学の話だったように感じた。アトランティスの章は話としては面白かったが、途中から何の例として取り上げられているのかわからなくなってしまった。
    於千代
    2024年10月07日
    2人がナイス!しています

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