科学哲学者 柏木達彦の哲学革命講義

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  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2010年03月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
288
ISBN:
9784044094171
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科学哲学者 柏木達彦の哲学革命講義

  • 著者 冨田 恭彦
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2010年03月25日
判型:
文庫判
商品形態:
文庫
ページ数:
288
ISBN:
9784044094171

哲学を激震した二大革命とは。古代ギリシャから現代まで全哲学史を一望する

絶対的真理を求めたデカルトとカントの「認識論的転回」。そして理想の言語を夢見たラッセルとヴィトゲンシュタインの「言語論的転回」。哲学史の二大革命から西洋哲学の全体像を読み解く柏木シリーズ第三弾。 絶対的真理を求めたデカルトとカントの「認識論的転回」。そして理想の言語を夢見たラッセルとヴィトゲンシュタインの「言語論的転回」。哲学史の二大革命から西洋哲学の全体像を読み解く柏木シリーズ第三弾。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

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「科学哲学者 柏木達彦の哲学革命講義」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 古代ギリシャの原子論から、西洋近代の認識論的転回、そして言語論的転回が何を残したのかを小説仕立てで述べていく。柏木達彦シリーズ3冊目。ローティの議論について初めて触れたので興味深かった。 古代ギリシャの原子論から、西洋近代の認識論的転回、そして言語論的転回が何を残したのかを小説仕立てで述べていく。柏木達彦シリーズ3冊目。ローティの議論について初めて触れたので興味深かった。
    於千代
    2024年10月17日
    2人がナイス!しています
  • 古代ギリシャの原子論を背景知識として紹介し、近代西洋の認識論的転回、その流れを受けた言語論的転回とは何か、が解説される。最終的には、これら認識論的発想は特権的知識や絶対的な真理にすがろうとするもの、と 古代ギリシャの原子論を背景知識として紹介し、近代西洋の認識論的転回、その流れを受けた言語論的転回とは何か、が解説される。最終的には、これら認識論的発想は特権的知識や絶対的な真理にすがろうとするもの、というローティの否定的立場でまとめられる。デカルト、ロック、カントと連なる認識論の概要を知る入り口としてちょうど良かった。 …続きを読む
    issy
    2010年06月13日
    2人がナイス!しています
  • 大学教授と理系女子学生の対話の形で進む哲学講義。 古代ギリシャの原子論から「ものには色がない」という導入から、認識論的転回、言語論的転回の説明に繋げる。多様な哲学者の論を引いているにもかかわらず分かり 大学教授と理系女子学生の対話の形で進む哲学講義。 古代ギリシャの原子論から「ものには色がない」という導入から、認識論的転回、言語論的転回の説明に繋げる。多様な哲学者の論を引いているにもかかわらず分かりやすく、ストーリとしても自然で読みやすい。 一方で女子学生を姫と呼んだり、そこかしこにおじさん的気持ち悪さが…内容は面白いので我慢して読んだ。 …続きを読む
    Hirotaka Nishimiya
    2017年07月27日
    0人がナイス!しています

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