内田康夫ベストセレクション 平城山を越えた女

内田康夫ベストセレクション 平城山を越えた女

  • 定価: (本体円+税)
発売日:
2011年06月24日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
392
ISBN:
9784048741279

内田康夫ベストセレクション 平城山を越えた女

  • 著者 内田 康夫
  • 定価: 円 (本体円+税)
発売日:
2011年06月24日
判型:
四六判
商品形態:
単行本
ページ数:
392
ISBN:
9784048741279

失われた香薬師仏の謎を浅見が解き明かす――内田康夫ベストセレクション

美貌の編集者・美果は京都・奈良の一人旅へと出かけた。途中、京都の大覚寺で行方不明の娘を探しているという男に声を掛けられる。翌日、ホトケ谷で若い女性の変死体が発見され、美果は男に連絡を取るが……。 美貌の編集者・美果は京都・奈良の一人旅へと出かけた。途中、京都の大覚寺で行方不明の娘を探しているという男に声を掛けられる。翌日、ホトケ谷で若い女性の変死体が発見され、美果は男に連絡を取るが……。

※画像は表紙及び帯等、実際とは異なる場合があります。

「内田康夫ベストセレクション 平城山を越えた女」感想・レビュー
※ユーザーによる個人の感想です

  • 「旅と歴史」藤田編集長から「奈良の日吉館が消えるそうだから30枚ほど書いてくれ。」と頼まれた浅見光彦。「日吉館は奈良で最も貧相な…旅館であった。…がしかし…奈良ホテルに匹敵するほど人口に膾炙され、奈良好き 「旅と歴史」藤田編集長から「奈良の日吉館が消えるそうだから30枚ほど書いてくれ。」と頼まれた浅見光彦。「日吉館は奈良で最も貧相な…旅館であった。…がしかし…奈良ホテルに匹敵するほど人口に膾炙され、奈良好きの人々にとっては、一種の聖地のよう…」戦前から奈良に日本古来の文化や芸術の根源を探ろうとした人々の前線基地であり、会津八一、土門拳、和辻哲郎等多くの人が愛した。事件の方は昭和18年に盗難にあった新薬師寺の香薬師像の謎にからむ物語だが、学生時代に一度泊った日吉館が舞台なので、それで腹一杯になってしまった。 …続きを読む
    クラムボン
    2024年03月31日
    12人がナイス!しています
  • 内田康夫さん、初読みです。「香薬師の右手」のレビューにこの本のことが書かれていたので読みました。奈良の風情、以前何度か歩いた浄瑠璃寺・岩船寺あたり、会津八一と日吉館の部分は楽しく読みました。登場する人 内田康夫さん、初読みです。「香薬師の右手」のレビューにこの本のことが書かれていたので読みました。奈良の風情、以前何度か歩いた浄瑠璃寺・岩船寺あたり、会津八一と日吉館の部分は楽しく読みました。登場する人物は、なんだかわかりませんでした。 …続きを読む
    fuku
    2021年09月03日
    2人がナイス!しています
  • 最後が尻すぼみだったような…導入部のドキドキと期待が大きかっただけにちょっと肩透かし。でもやっぱり好きなんだよなあ、浅見さん。このシリーズは推理がどうこうよりも、浅見光彦とその周辺を堪能する読み方の方 最後が尻すぼみだったような…導入部のドキドキと期待が大きかっただけにちょっと肩透かし。でもやっぱり好きなんだよなあ、浅見さん。このシリーズは推理がどうこうよりも、浅見光彦とその周辺を堪能する読み方の方が良いような気がする。 …続きを読む
    nagatori(ちゅり)。
    2013年01月30日
    2人がナイス!しています

powered by 読書メーター

この著者の商品

最近チェックした商品